知的資産って何?
よく間違われる知的資産と知的財産について、以前説明しました。
もうすこし知的資産について説明すると、人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランド等の目に見えない資産のことで、企業の競争力の源泉となるものです。と、言われるように他社と差別化していくために、これらの目に見えない資産だけれども経営には欠かせない経営資産を
構築そして蓄積してきたのが既存の企業だと思います。
差別化のマーケティングをマーティング2.0として今も経営の根幹として運営している企業もありますが、競争から共創の時代といわれるようになりマーケティング3.0に取り組む企業も増えてきました。
ここで企業が共創を行うプロジェクトととしてコラボレーションの創発が活発になっています。
コラボレーションを創発するには、事業者同士の強みと強みを掛け合わせる、組み合わせることが大切で、ここで知的資産の活用が生まれてきます。
どのような知的資産を活用するのか?
私が行うコラボレーションを創発するワークショップで事業者に棚卸しをしていただく知的資産は図の通りです。
これらの一覧から特に強いと思う知的資産については具体的に書いていただき(機密な知的資産は敢えて公表しない)グループ内で知的資産をプレゼンしていきます。
このプレゼンによって、自分でも気づいていない強みの発見も他者からの視点で見つかることもあります。
自社の知的資産を棚卸ししたい方は、この一覧を参考に棚卸しするといいでしょう。