山口県の創業施策の歴史を振り返って
先日、支援センターで創業者向けの事業計画セミナーで、
いい機会だからと思い、
山口県の創業施策の歴史を振り返った話しをしました。
私自身は、創業支援の仕事をして15年になりますが、
自分自身創業経験があることから、山口県の創業施策に
深く関わってきました。
県内に創業支援を仕事にしている方がいますが、
一番古くから関わっている一人が私です。
全国でも女性起業家の支援に力を入れている県として
山口県があがっています。歴史も古く1995年頃から女性起業の支援は
始まりました。
1995年頃に参加する異業種交流会では女性起業家、予定者が多く参加されて
おり、私も女性起業家に混ざって起業の勉強をしたものです。
2年後には、山口県×山口大学という全国初の官学でのベンチャー支援が始まりました。
この時、私は、メンターに強く受講することを進められて、受講。第1期生として
ベンチャー起業家第1号になりました。
個人事業者をかっこよくSOHOと言い始めて、SOHOワーカーという働くスタイルが
注目され始めました。今でいう、フリーランスです。
しかしながらこのベンチャー施策も3年で終わり、
山口県の創業・ベンチャー支援は終焉。
そして2005年に、全国的に創業・ベンチャー支援ブームが始まり、山口県内でも
活発に創業・ベンチャー支援が始まりました。
私も山口市、山口県から依頼され支援者側になりました。SOHOワーカーも存在していましたが、
自分の能力にあった対価がもらえない、SOHOワーカーも多く生まれ、いつの間にか
SOHOと名乗る方はいなくなっていきました。
2015年から、山口県では女性起業家支援そして全国的に創業支援が活発になりました。
創業支援をブームというなら、今回が3度目。
これまで、このブームを2度経験している私が、創業を目指すのではなくて、
事業を継続する事に力を入れるように指導して、セミナーも事業が継続できるような
内容で行っているのも、この経験があるからです。
今後、フリーランスも増えてくるでしょう。
魅力ある働き方ですが、SOHOのようにならないことが肝心です。
そして2018年以降は、、、、、、
山口県での創業支援をしてきた中で、そして県外での創業支援、事業支援をしてきた中で
想定できています。
今秋からは、その取組みを始めていきます。