5月 10th, 2017 yamasoken
創業、創業と、ここ数年全国で活発に取り組まれています。
私は、いづれ事業承継と繋がった取り組みになると考え、
これまで活動してきました。
それが事業創造能力を身につけること。
事業創造能力の根幹には、知的資産経営を据えて
事業家の養成に取り組んできました。
ようやくその流れがきました。
なぜ、知的資産経営を据えているかといえば、
経営には
・人的資産
・構造資産
・関係資産
の3つを連携させていくことが
創業にも経営持続にも、そして事業承継にも
必要であるからです。
これから創業施策は補助金の縮小と採択の厳しさが伴います。
これは創業後にすぐ廃業する事業者が増えているので、
致し方ありません。
今後を考えると事業承継の方が需要度が高くなり
創業を考える人と事業を継承したい人との
マッチングが拡がっていくでしょう。
どちらにしても事業センスが必要となり
知的資産経営をベースにした事業経営の考え方が
今後は大事になってきます。
Posted in 中村伸一所長のコラム
5月 9th, 2017 yamasoken
中小企業庁が、「経営力向上計画」を薦めるようにように
なってきて、ようやく「知的資産」や「知的資産経営」に
目が向けられるようになりました。
3月末には、
「会社を未来につなげる10年先の会社を考えよう」
という冊子が中小企業庁からも発刊されて、
「知的資産経営」がより注目されるのが
2017年度ではないでしょうか。
知的資産経営を学ぶ上で、「知的」をビジネスで活用する
には、自社のことを企業や人に解りやすく伝える物に
することではないかと考えます。
知的とは、暗黙知を形式知にして伝えることができる
ようにする。
例えば、私は営業研修の講師をしていますが、
自分流の暗黙知の中での販売を実践して成果を出している。
暗黙知の営業戦略を立てて実行している。
暗黙知となっているノウハウを会社の部下や後輩に、
または、講師となって外部の人達へ指導する。
その際は、暗黙知となっているノウハウを形式知にする。
形式知にしていかないと、
次世代に、つなげられないと思います。
営業研修のプログラムを作成するにあたって、
学んで実践してきたことを暗黙知の域から
形式知に域にもってきました。
この形式知にしたものを
知的営業術として、指導していきます。
Posted in 中村伸一所長のコラム
5月 1st, 2017 yamasoken
大きな会社の部長クラスの人を採用したけど
使い物にならない、、
と、いう声を経営者から聴きます。
それなりの組織で働いて、肩書きがある方には
その経験から自らに資源が蓄積しています。
その資源をただ自慢しているようでは、
「使い物にならない」、単なる「人」になります。
資源を見直して、資産にしていく。
資源をブラッシュアップして資産にする。
価値ある資産になれば、
その資産を使いたい人も現れて、
使い物になる「人」へとなるでしょう。
私はこれまで、いろいろなビジネスマンと接して
きました。すごい仕事をされているのに、
もったいないな~と、思う事があります。
その仕事での経験が資産として価値を持たせてないのです。
では、どのようにすればいいのか?
「仕事での経験」を商品として形にして、
強みを見つけて、広めていけばいいのです。
広めていけば、改善しなければならないことも
見つかったり、解りやすい見せ方もあることに
気づきます。
これが「商品」のブラッシュアップです。
組織から出て「個」になって活動をする方には
尚更、必要なことになります。
Posted in 中村伸一所長のコラム
3月 27th, 2017 yamasoken
地域資源を発掘する
地域資源を活用する。
事業資源を見直す。
事業資源を活用する。
身の周りには資源だらけ。
この資源をどう活かしていくか。
ここ数年、資源の活用や
資源のリノベーションが
活発です。
私が支援、コンサルティングを
する中で気づいたのは、
資源のままだったら成果が生まれにくい。
資源を価値ある
資産にすること
そして、その資産を組み合わせて
事業活用することです。
ここで成果が生まれてきます。
資源を資産にするには、
資源の棚卸しが必須です。
そして棚卸しした資源を
整理しながら分野別に分けます。
ここで収益に結びつく
価値のある資産に変換されます。
棚卸しした資産を、
組み合わせていくことが、
事業やプロジェクトになります。
成果を生み出す事業は、
資源の活用ではなく、資産の活用です。
Posted in コラボレーションを創発する支援, 中村伸一所長のコラム
7月 9th, 2016 yamasoken
山口市ふるさと創生推進事業補助金は、全国で初めてになると思いますが、自治体が募集する事業の計画書に「知的資産」の活用を明記する制度設計となりました。
クラウドファンティングを利用するにあたり、
知的資産経営の手法が合うので、取り入れていただきました。
8月3日の審査会で選考された事業者には
知的資産経営レポートの簡易版を作成するセミナーに参加いただいて、レポートを作成する方法を指導して、クラウドファンティングに挑んでいただこうと思います。
今回、知的資産経営を学ぶことは決して損はありません。
7月1日に施行された「中小企業等経営強化法」における経営力向上計画では、この知的資産経営の要素が多く組み込まれています。
今後、募集が始まるであろう「ものづくり補助金」では、経営力向上計画を作成していると加点されるようです。
先読みをしていた訳ではありませんが、山口市ふるさと創生推進事業に知的資産経営を組み込んだのは、これからの事業計画作成においても全国をリードするものだと思います。
知的資産経営の勉強をして認定士になってて、よかった。
Posted in 中村伸一所長のコラム, 知的資産経営
6月 3rd, 2016 yamasoken
地方創生の施策から
クラウドファンティングを活用する事業創造が始まっています。
これまで事業者同士のコラボレーションを生み出す事業を行い、ここから多くの事業が生まれました。
しかしながらアイデア出しまで順調に行き、事業化まで行かないケースもありました。
その要因は多々ありますが、その一つがファイナンス。いわゆる事業資金が無いことでした。
今や事業資金をクラウドファンティングを利用して集めて、事業を実現する事業家も増えてきています。
昨年、私が携わった「宇部ビジネス交配会」や「うべまるごとネットワークのセミナー」そして「やまぎん『食』のコラボ塾」では
クラウドファンティングの内容も組み込みました。
その際には、 KAIKA クラウドファンディングさんにご協力いただきました。
そういえば、スタートアップバル湯田でのセミナーでは、クラウドファンディングKAIKAを利用された 西京の森どうぶつ病院さんがいます。
クラウドファンティングは、魅力ある事業計画の作成も大切ですが、如何に事業資源を公開し、プレゼンテーションにて共感者を集めるかが、成否に関わってきます。
これに適した事業計画作成の方法があります。
それは、「知的資産経営」といいます。
私は、事業アイデアを創発する際にも、事業をヒットさせていく際にも、この「知的資産経営」の手法を取り入れています。
なかなか地方では活用されなかったクラウドファンティングですが、今後、地方でも利用が増えてくるでしょう。
この「知的資産経営」の手法を使えばクラウドファンティングの事業計画書作成もはかどります。
クラウドファンティングには、「知的資産経営」を活用していきましょう。
Posted in 知的資産経営
1月 7th, 2015 yamasoken
山口県での知的資産経営元年にすべく
山口県商工会連合会主催にて、
自社の強みで事業を成長させる! ~知的資産経営の考え方~セミナー が開催されます。
山口県で唯一の知的資産経営認定士である弊社の中村伸一所長が講師をつとめます。
参加者募集中です。
Posted in お知らせ, 知的資産経営
12月 16th, 2014 yamasoken
【中村伸一所長のコラム】
今日のセミナーは、「斬新な内容でいっぱいでした。」
今日のセミナーは、「懐かしい内容だったよ。昔、やっていたことだから。」
僕のセミナーでは一番人気になった、「お客様の心理を掴むための販売戦略の基本」での感想。
斬新な内容と言ってくれた人たちは20代~30代前半。
懐かしい内容と言われた方は、僕よりも年配の先輩方。
共通していえるのは、
「今、やっていない人が多い」と、いうことだ。
コンサル先では実践して、ちゃんと実績も出ています。
温故知新って、孫子の兵法とか相当昔のことだと思っていましたが
数十年前の知識も温故知新なんだと、この感想を通してわかりました。
「お客様の心理を掴むための販売戦略の基本」は、今から28年前に松下電器の販売会社の研修で習っていた、販売店育成の方法と販売店を育成するという実践から得たことを25年経って思い出しながら、今風に少しアレンジして作った販促手法の講座なのです。
まさしく温故知新!!
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11月 24th, 2014 yamasoken
8月の熊本商工会議所を皮切りに、10月に鹿屋商工会議所で、
お客様の心理を掴む販売戦略の基本 〜販売計画の立て方・実践〜
で、開催しました。
お陰様で、受講者の満足度も高く、他の商工会議所、商工会、中央会からもお問い合わせをいただいています。
セミナーの内容は、
- 販売計画のための情報収集
- 販売計画の立て方
- 販売方針の作成
- 販売予算の立て方
- 販売施策を作成・実践・分析・見直し・再度実践
⇒繰り返す
日経MJも活用したセミナーとして、全国でも稀なセミナーです。
また、今注目のアクティブラーニングの要素も入った斬新なセミナーになっています。
Posted in セミナー開催報告