6月 30th, 2016 yamasoken
「なぜ、コラボを生み出すことを仕事にしているのですか?」
最近、よく聴かれます。
もちろん趣味ではありません。そしてボランティアだとも思っていません。
一言でいえば「たくさんの事業を創造していきたいからです。」
創業、6次産業化、農商工連携、市場開拓、人材育成、そして地方の活性化。
すべて事業です。小さな事業、大がかりな事業。事業規模を問わず、事業が多く生まれると、
人が動き、物が動き、情報が動き、お金が動き、世の中が動いていきます。
ここに「活気」が生まれてくるのです。
地域が活性化するには、事業が多く生まれることだと、これまでの活動から実感しています。
また、会社も然りです。
成長している会社、元気のいい会社。これらには、共通する特徴があります。
それは、新規事業に取り組んでいる。
事業創造、事業改善を含めてプロジェクトが多々生まれて
いる。
これらに対応するプロジェクトチームが動いていることが
あります。
今から17年前に急成長中のユニクロのITコンサルティングを僕達の会社がしていた時、
まさしく事業創造と改善のチームが続々と生まれ、活発に動いているのを目のあたりにしました。
企業研修や職員研修のご依頼をいただいて、研修の講師をする機会が増えています。
研修先で実感するのは、事業やプロジェクトが生まれ、そこで活動する社員・職員が一番成長します。これが一番の人材育成方法だと考えています。
地域においても、社会の課題に挑み、課題を事業化して取り組む人達が増えれば、地域で事業が多く生まれ、地域は間違いなく活性化します。
しかしながら、人が集まる「場」がなければ、事業も生まれていきません。
そこで、この「場」を創ることが必要だと考えて、8年前からコラボレーションで事業を生み出す「場」の提供を始めました。
ビジネスパートナーと「場」を創ったり、自治体と共に「場」を創ったりしています。
この「場」に参加された方々も累計で4000人を越えました。
そして、この「場」から多くの事業が生まれています。
また事業を生み出す人材も生まれています。
もっと多くの地域、そして企業で「事業」を生み出していきたい。
それが、僕がコラボを生み出すことを仕事にしている理由です。
Posted in 中村伸一所長のコラム
6月 29th, 2016 yamasoken
「能動的な事業家が集まるとワクワクなコラボが生まれる。」
久々にビジネス交配会のホームグラウンド(福岡市)でファシリテーターをつとめました。
山口県で活動する僕にとっては、
福岡市ってアウェーじゃないの?
と、思われるかもしれません。
ビジネス交配会を初めて開催したのが福岡市だったのでホームです。
福岡市では、一般社団法人中小企業事業推進機構の例会で
定期的にビジネス交配会を開催していただいています。
例会では、ファシリテーター(ここではビジネス交配師といいます)の 平井 良明さんがファシリテーションをしますが、
今回は、僕がファシリテーターをつとめました。
ビジネス交配会のプログラムは元々一つだったのですが、
ビジネスマッチングのセミナーツールとして展開している中で、自治体や商工団体からの要望、そして参加者からの感想をいただいて改良、追加していくと、バージョンが6つも増えました。
最近では、企業研修など社員・職員研修にも使いたいとの要請もいただいており、ワクワクコラボレーション®プログラムとして運用しています。
今回のビジネス交配会では、3つのプログラムを動かしました。
一つは、基本プログラム (アクティブラーニング)
二つは、深掘りするプログラム
三つは、オープンイノベーションプログラム
です。
参加された方からも多くの感想メッセージをいただきました。
既に、新たな自治体からのオファーをいただいています。
ローカルイノベーションを実現するビジネスマッチングプログラム。
貴方の自治体、商工団体でもいかがですか?
Posted in セミナー開催報告
6月 22nd, 2016 yamasoken
エフエムやまぐち 新井道子さんのピュア・モーニング
5×5(ファイブ・バイ・ファイブ)の収録がありました。
新井さんとは、同世代で時々お会いすることがあるのですが、
僕の仕事の話しをするのは初めてかな、、、
だから
「中村さんって、何をしている人、
どのように紹介したらいい?」
と、聞かれました、、、、
さて皆さん、5×5(ファイブ・バイ・ファイブ)では、
新井さんは、僕の事をどのように紹介されると思いますか、、、、、
5×5(ファイブ・バイ・ファイブ)は、
月曜日~金曜日の08:25から5分間の番組です。
今日収録したものが、5回に分けて放送されます。
僕が登場するのは、7月4日~7月8日です。
是非、お聞きくださいね。
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Posted in お知らせ
6月 15th, 2016 yamasoken
中小企業等経営強化法の中核となる「経営力向上計画」は、まさに、知的資産経営。
中小企業等経営強化法の概要を読めば読むほど、知的資産経営が必須となりますね。
中小企業等経営強化法について、という資料を見ると7頁目にこのようなフレームが紹介されています。
よくよく見ると、
経営力向上計画 ≒ 知的資産経営報告書
中小企業等経営強化法の資料にある経営力向上計画の作成ステップ
知的資産経営のパンフにある作成ステップ。
表現が一部違いますが、同じです。
いよいよ知的資産経営が中小企業・中堅企業での導入が始まっていきそうです。
経営力向上計画は、今後、知的資産経営認定士が対応することが考えられます。
弊社の所長は、山口県唯一の知的資産経営認定士です。
セミナーやコンサルティングをしていますので、是非、ご相談ください。
Posted in ビジネス見聞録, 中村伸一所長のコラム
6月 13th, 2016 yamasoken
営業は慣れること、そして実践することが成果に結びつきます。
とは言え、営業には原理原則もあります。
私が、Panasonicの販売会社で営業をしていたとき、全国販売コンテストで1位になりました。入社2年目です。
我武者羅に営業を実践しながらも、なかなか成果が出なかった。
そんな時、ある販売店の社長からアドバイスがありました。
それが、営業の原理原則の基礎的な第一歩でした。
その後、友人達とITベンチャー企業を設立し、営業を担当。
当時は、「ホームページって何?」
と、いう時代。
ニーズがあるかどうか解らない時代に、ITの大きな仕事も受注。
泥臭い営業手法も必要なのです。
ITベンチャー企業の代表取締役になってからは、ユニクロのITコンサルの仕事も受注しました。
ここにも原理原則が活かされました。
今は、ビジネスコンサルタントとなって、自治体のプロジェクトや大手企業の研修も受注しています。
ここでも原理原則。そして、この頃になると 守・破・離での営業スタイルが構築できました。
今回の「実践!!営業基礎力アップセミナー」は、
今話題のアクティブラーニングの手法を取り入れたワークショップやロープレを盛り込んだ
実践力を身につけるセミナーです。
営業の仕事になってまもない社員に、是非、受講していただきたいセミナーです。
このセミナーの詳細です。
日時:平成28年8月4日(木) 9:30~16:30
会 場:もみじ銀行別館1階研修室 (広島市中区銀山町4番10号)参 加
費 用: 会員:10,800円 一般:16,200円(昼食代、消費税等含む)
定 員 30名
対象者
・新任営業担当者の方 ・営業経験3年未満の方
・営業スキルを身につけたい方
●セミナーのねらいと効果
営業で大事な「伝える×聴く×魅せる=理解(納得)していただく」という基礎を学び、ロールプレイング(演習)
を通して、自分の営業スタイルを組み立てていく営業指導をします。
フィードバックを取り入れたロールプレイングなので、自分自身の営業改善点も見つかります。
セミナーカリキュラム
1.営業の基礎
「評価の高い社員」づくり
・営業の心得
・自分自身の棚卸し
・自己紹介 ~グループワーク~
・営業活動で準備するものは?
・営業の原理原則
2.営業の技術
・伝えるポイント
・聴くポイント
・伝える、聴くロールプレイング
・魅せる提案のポイント
・提案ロールプレイング
・キーマンは誰だ!
・雑談力を身につける
3.グループを変えての演習
・自己紹介 ~グループワーク~
・質問内容を考える ~グループワーク~
・提案ロールプレイング
・プレゼンテーション手法を学ぶ
4.ルーティングワーク
・フレームワークを学ぶ
・営業のフレーム化
・営業活動で準備するものの整理
5.まとめ
以上です。
Posted in お知らせ
6月 7th, 2016 yamasoken
昨年、山口県にクラウドファンディング「KAIKA」が誕生しました。クラウドファンディングは大きく「寄付型」「購入型」「投資型」にわけられますが、「KAIKA」は、
投資型クラウドファンティングになります。「KAIKA」の営業活動が始まった頃に、スタートアップやビジネスマッチングのセミナーを行っていたこともあり、セミナーで投資型クラウドファンティングの解説していただきました。
このセミナーから「KAIKA」のクラウドファンティングを利用された方もいます。
事業資金を調達するのに、クラウドファンティングを利用される方も今後増えてくるでしょう。
しかしながら山口県のような地方では、まだまだクラウドファンティングの拡がりは見えてきません。クラウドファンティングに興味を持ってない方が多い事や
単にクラウドファンティングを知らない方が多いということがあります。
如何にクラウドファンティングを知っていただくか、、、、、課題も多くありますが、現在、取り組んでいます。
なぜ、クラウドファンティングの事業支援をしているかと言えば、地域にアントレプレナーを増やしていきたいからです。
地域でアントレプレナーが増え事業が生まれていけば、間違いなく地域は活性化します。
アントレプレナーでなくても事業を生み出せる人でもいい。むしろ、会社員、職員、学生などが事業化能力を高めるのに、、クラウドファンティングを利用した
プロジェクトに参加されるといいです。
ここで、予算を組んで事業を行う。予算内で成果をあげる。予算以上の収益をあげるなどに、結びつくと当事者に事業を行う面白さと責任感が生まれるからです。
最近では、「クラウドファンティング」と「ふるさと納税」と組み合わせた施策も生まれています。
社会貢献活動、地域を活性化する活動が活発になりそうです。
是非、「クラウドファンティング」と「ふるさと納税」を意識してくださいね。
Posted in 中村伸一所長のコラム
6月 6th, 2016 yamasoken
まち・ひと・しごと創生基本方針2016が6月2日に閣議決定されました。
そして概要がネットでも公開されています。
各分野の政策の推進にある
1.地方にしごとをつくり、安心して働けるようにする(ローカ
ル・アベノミクスの実現)
①地方と世界をつなぐローカル・ブランディング
②ローカル・イノベーションによる地方の良質な「しごと」の創出
③ローカル・サービス生産性向上
④地方の先駆的・主体的な取組を先導する人材育成
⑤「創り手」となる組織づくりの支援
この5つの分野に私が関わるものがあります。
①地方と世界をつなぐローカル・ブランディングでは、
地域商社。新市場開拓の司令塔としての地域商社機能の設立を支援するとあります。
市場として都市圏としての商社機能であるように思えますが、都市圏ではない選択肢もあります。
費用対効果、事業者からの声を聴けば、都市圏以外の市場を開拓するのもありです。
②ローカル・イノベーションによる地方の良質な「しごと」の創出
地域企業が市場で売れる製品開発の協働者、事業化の際の協働者を創出することに携わりたいですね。
③~④では、人材育成です。
事業能力を持った人材の育成。これ一本になります。
これからが実施段階になります。
これらの事業に携わっていきたいですね。
Posted in 中村伸一所長のコラム
6月 3rd, 2016 yamasoken
地方創生の施策から
クラウドファンティングを活用する事業創造が始まっています。
これまで事業者同士のコラボレーションを生み出す事業を行い、ここから多くの事業が生まれました。
しかしながらアイデア出しまで順調に行き、事業化まで行かないケースもありました。
その要因は多々ありますが、その一つがファイナンス。いわゆる事業資金が無いことでした。
今や事業資金をクラウドファンティングを利用して集めて、事業を実現する事業家も増えてきています。
昨年、私が携わった「宇部ビジネス交配会」や「うべまるごとネットワークのセミナー」そして「やまぎん『食』のコラボ塾」では
クラウドファンティングの内容も組み込みました。
その際には、 KAIKA クラウドファンディングさんにご協力いただきました。
そういえば、スタートアップバル湯田でのセミナーでは、クラウドファンディングKAIKAを利用された 西京の森どうぶつ病院さんがいます。
クラウドファンティングは、魅力ある事業計画の作成も大切ですが、如何に事業資源を公開し、プレゼンテーションにて共感者を集めるかが、成否に関わってきます。
これに適した事業計画作成の方法があります。
それは、「知的資産経営」といいます。
私は、事業アイデアを創発する際にも、事業をヒットさせていく際にも、この「知的資産経営」の手法を取り入れています。
なかなか地方では活用されなかったクラウドファンティングですが、今後、地方でも利用が増えてくるでしょう。
この「知的資産経営」の手法を使えばクラウドファンティングの事業計画書作成もはかどります。
クラウドファンティングには、「知的資産経営」を活用していきましょう。
Posted in 知的資産経営
6月 2nd, 2016 yamasoken
平成28年度 新生活産業くらぶFUKUOKA 総会・記念講演が5月30日、NCBリサーチ&コンサルティング 会議室にて開催されました。
私も「コラボレーションで事業を創造する3つの極意!!」にて、講演しました。
今回の講演の目的は、「ワクワクコラボレーション®プログラム」をより多くの方に知っていただくことでした。
福岡で始めたコラボを生み出すワークショップも、数を重ねていくうちに要望も多くいただくようになり、現在6つのバリエーションが生まれました。ご依頼先や対象先に合わせて6つを提案しています。
これらのバリエーションをプログラムとして再構築して、ブランディングに取り組みました。
ワクワクコラボレーション®を3年前に商標登録して、事業創造を叶えるプログラムとして、ワクワクコラボレーション®プログラムを広めています。
今年度、ワクワクコラボレーション®の原点の地であった福岡市。
そして、このプログラムを活用していただいている新生活産業くらぶFUKUOKAでワクワクコラボレーション®プログラムをお披露目できて、とても嬉しく思います。
さて、第一部では、プレゼンテーションのカリスマ講師 中西健太郎氏の講演。
スターCEOプレゼンテーション・メソッドベーシックの伝授にて登壇されています。
今回、中西さんのプレゼンの話しを聴いたのは、マンツーマンでの指導を含めて、6回ぐらいになります。
個人レッスンとして、スタッフ側として、受講者としてという立場が違ってお聴きすると、新たな気づきがありました。
そして忘れかけていたコトも復習できて、とても良かったです。
プレゼンテーションの資料をギリギリに作成して、そのまま本番を迎えるようではダメ。
練習を繰り返して準備することがプレゼンを極めていくコツにある。
当たり前のようで、僕の回りでも出来てない人が多いですね。
今回の講演会に臨むにあたって、私も練習を繰り返しています。
(前日の練習風景)
私からは、コラボレーションで事業を創造する3つの極意!!を参加された方にお伝えしました。
地域創生という取り組みが始まる前より、実施していた地域を活性化していく取り組み。
それがコラボレーションで事業を創造する事業であり、このプロセスをプログラム化したのが、ワクワクコラボレーション®プログラムでした。
この取り組みから生まれた事業を紹介したり、少しだけワクワクコラボレーション®プログラムも参加者に体験していただきました。
人が集い、事業を創造していく。これが多くの地域で、多くの事業者が実践されると間違いなく活性化していきます。
Posted in 中村伸一所長のコラム, 講演・セミナー活動履歴