10月 28th, 2017 yamasoken
来年は、創業100年を迎える会社や
明治維新 150年など節目を迎える事が多い年のようです。
私も何かないかな~と、自分の経歴を見直していたら、
重要な節目をみつけました。
2018年は、社会人になって30年ということです。
大学を卒業して働き始めたのが、昭和63年。西暦だと1988年。
俗に言う「バブル時代」に社会人になりました。
この「バブル時代」、日本の企業が一気にグローバルな事業展開をする中で、
大手メーカのグループ会社で働いていた私も大きな刺激がありました。
しかしながら地方で働いていたので、地道にその地域の販売店の業績があがる事に
集中し取り組み、迷いながらも自分の糧になることは何だろうと考えて、
会社以外での活動にも結構積極的に参加していました。
今は地方でもセミナーや交流会が多く開催されていますが
当時はセミナーや交流会があまり開催されてなく、特に経営者や事業家が参加する
事はできても、一般の社員が参加して学べる機会は少ないものでした。
しかし、情報を収集して行動を起こしていけば、なんとかなるもので、
今の私があるのも、この頃に得た知識や経験がベースにあります。
私だけでなく、来年、社会人になって30年を迎える人達も多いと思います。
この30年は、我々にとっても今後を考える上で大きな節目となるのに間違いはありません。
経営者もいれば、管理職になっている人、
自分のライフスタイルに合った働き方をしている人
そして、今後の働き方を模索している人。
これまでの世代と違って、働いて30年を迎える世代は、これまでとは、違った働く設計を
しなくてはいけません。
色んなスタイルで働きながら、結果的に「社会人30年目」を迎える方々の先導的な仕事を
私はしています。
2018年度は、社会人として30年の節目を迎える世代前後の人達への事業も進めていきたいと
考えています。
これができるのは、私がその真っ只中だからです。
Posted in 中村伸一所長のコラム
10月 27th, 2017 yamasoken
山口市、広島市、岡山市と3日間、移動しながら事業創造のワークショップを行ってきました。
44名の参加者があり、4人構成のグループを創り、11グループでのワークショップから
11個の事業アイデアが生まれました。
このワークショップは、組み合わせの技術を使っています。
名付けて、ワクワクコラボレーション®ワークショップです。
何を組み合わせて行くのかが重要になりますが、
ここでは、事業者、組織、地域、人が持つ「知的資産(見えない資産)」を
組み合わせていきます。
そこで、この資産を把握するために、自らの棚卸しのワークがあります。
ここで、棚卸しを十分行えば、組み合わせによる事業のアイデアは、
スピィーディーに生まれてきます。
これまでワークショップをしていく中で。課題が生まれ改善していく中、
効果的な手法が生まれました。
Posted in 中村伸一所長のコラム
10月 24th, 2017 yamasoken
地域が活性化するには、他地域との交配(リソースを掛け合わせる)が大事です。
事業創造は、少し背伸びをしながらもあまり無茶な取り組みはしないほうがいいでしょう。
私が済む山口県が他地域と連携して事業創造や市場開拓をするには、どの地域がベストなのか?
そんな事を考えて、テストマーケティングをしながらまず選んだのが「福岡市」
8年前からの活動で基盤ができました。
その後、他県での仕事が増えていくなか、岡山県での仕事を創造したいと考えていたら
昨年、オファーがあり、今年度、岡山市での事業創造ができるようになりました。
そして、今秋に広島市からも事業創造のワークショップの仕事のオファーがありました。
これで、福岡県ー山口県ー広島県ー岡山県と繋がるビジネスが描けるようになりました。
商品開発や新たな販路開拓も、このビジネスインフラを活用すれば展開が容易になります。
今後、この市場を目指す事業者のコンサルティングにも、より効果的な対応ができ、
効果も期待できると思います。
今後の状況は、FBやこのブログにもアップしていきますのでご期待ください。
Posted in 中村伸一所長のコラム
10月 19th, 2017 yamasoken
「この仕事ができたのは、中村さんに切っ掛けをつくっていただいたお陰です。」
「この事業が生まれたのは、コラボのワークショップに参加した事が切っ掛けです。」
「中村さんが塾長としていた創業塾を受講したのが切っ掛けで、創業しました。」
やまぐち総合研究所を設立して13年。嬉しい言葉を頂けるようになりました。
創業や事業創造、コラボレーション支援など、その時、その時にあった支援活動を継続して
行ってきました。
山口県での活動を隣県の福岡県、広島県へと拡げ、そこで生まれたパートナーや契約先の
お陰で、高知県、鳥取県へと活動範囲も拡がりました。
振り返ってみると「切っ掛け」を創る仕事が中心でした。
自らが主体となるのではなくて、能動的な事業者になってもらい、
事業者自らが行動する流れを創ってきました。
地味な活動ではありますが、着実に組織に貢献し、社会、地域にも貢献できる仕事だったと思います。
デザインエグゼクティブオフィサー DEO
自治体や企業の事業やプロジェクトをデザインする仕事にこれからも挑戦していきます。
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10月 18th, 2017 yamasoken
防府市創業支援センターで「販売促進力アップセミナー」の講師をしました。
この時期から、全国各地で展示会や物産展が開催されています。
そこで、今回のセミナーでは、販促の基本だけでなく、展示会・物産展対策も
含めた内容となりました。
展示会・物産展に出展される事業者は、この4つが目的となっており、
この準備と対応が重要です。
事前準備では、どこの市場を狙うのか? 誰をターゲットにするのかを明確にする
必要があります。
販売を目的にするのであれば、ここ数年はマルシェの方が集客、販売力とも群を抜いて
力があります。
また、マルシェに出展することでのお店、商品の周知などプロモーションも期待できます。
地元密着であれば、マルシェに出展する方がいいかもしれませんね。
周知・調査であれば、この「3つの視点+&」が大事です。
お客様視点での調査、作り手視点での反応、バイヤーの反応をリサーチするようにする。
そのための販促・営業ツールを用意しておく必要があります。
そして、今、注視しておく必要があるのが、
コンサル&仕掛け人の視点です。ちなみに、私もコンサル&仕掛け人になります。
この分野の仲間が増えて、現在、販路開拓や市場開拓の最前線にいます。
「コンサル&仕掛け人」は、バイヤーが持たない特殊なルートを持っていたり、
マルシェやコンテストを仕掛ける人達なので、消費者の動向やトレンドを踏まえた
視点で商品・物産・生鮮食品・食材を探しています。
この「3つの視点+&」に対応出来る展示会・物産展の準備をしていきましょう。
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10月 17th, 2017 yamasoken
山口県の6次産業化・農商工連携の仕事に携わり始めたのが5年前。
全く畑違いの仕事をしていた私が、9年前に「YAB山口朝日放送 ステーションY(報道番組)」で、
木曜日のレギュラーコメンテーターをつとめていた際に、「たまげナス」や「くりまさる」
などの県産の農産物のコメントを求められてから興味を持ったことから始まりました。
その後、知人から農業分野へのマーケティングの指導依頼があり、今のような仕事もするように
なりました。
支援事業で派遣されて指導する事や、その御縁からコンサルティングをするようになった企業。
そして、山口県内でセミナーをするようになり、知り合った方々のフォローをしたり、
コラボワークショップにて商品開発の支援をするようになったりと、県内での活動と実績が生まれました。
村岡県知事のお話で、私がプログラム監修そして講師の一人として携わっている、
人材育成事業が今後の展開の重点2として説明されているのが嬉しかったデスね。
出展されている多くの事業者と何らかの形で繋がっているのも嬉しいです。
昨年、県からのご依頼でコンサルをした生薬「トウキ」で開発された商品の試食もできました。
また、全国の展示会に出展し問い合わせが増え続けている。
MIHORIの「まるごとぺーすと」の展示もありと、見所がたくさんあった交流会でした。
また、先週発足した「地域商社やまぐち株式会社」の社長にもご挨拶できました。
帰り際に、コメンテーターをしていた時に御世話になったYABの方と懇談できたのも何かの御縁でしょう。
来年度以降に向けて、私が取り組んでいる市場創造に繋がるように頑張らないといけないと、モチベーションがあがりました。
Posted in 中村伸一所長のコラム