9月 13th, 2016 yamasoken
7年振りにインキュベーションマネージャーの仕事をするようになって、1ヶ月経ちました。
12年前にインキュベーションマネージャーの仕事に就いた時は、全国を見渡しても参考にする事例も無くて、2年間は手探り状態で、起業家を育てるプログラムを作成して、伴走型の創業者支援をしていました。
正直、相談者が来られた時には、どのような対応をしたらいいのか、不安な中、ドキドキしていましたが、伴走型相談対応をする中で、わかったのは、相談者の話を「聴くこと」そして「整理する」ことでした。
この2つが出来れば、相談者の悩みは高い確率で解消に向かいます。
そして、この伴走型相談対応から私自身の「質問力」「傾聴力」が向上しました。
インキュベーションマネージャーが持たなければいけない能力としては、まず「質問力」「傾聴力」です。
次にインキュベーションマネージャーが持たなければいけない能力は、情報収集能力。
多分野、他業種の情報を持っていることが必要です。
12年前のインキュベーションマネージャー時代は、地域密着だったので2年間は通用していたものの、3年目からは全国のインキュベーションの取組みを学びに行きました。ここでインキュベーションの人脈が出来たのが大きいです。
また幅広い情報を持っていなければ、ビジネスマッチングもできません。
創業塾の講師もしていましたが、創業塾の講師とインキュベーションマネージャーの大きな能力の違いは、企画力と運営力。
いわゆるプロデュース能力です。
創業塾のような、決まったカリキュラムを講師として行うだけでなく、自らがセミナーやイベントの企画を作り、プログラムを作成
し運用する。また広報や広告、営業を行って集客まで行う事ができなければ、インキュベーションマネージャーはつとまりません。
5年半インキュベーションマネージャーを務めたときに、どのような人がインキュベーションマネージャーがつとまるだろうかと
考えた時に出た答えは、
「能力としては、スペシャリストではなくてゼネラリスト」です。
そして、インキュベーションマネージャーのプロフェッショナルなるということでした。しかし、インキュベーションマネージャーの
仕事が終わってからは、一気に創業、ベンチャーブームが去り、
インキュベーションマネージャーを必要とする事業が生まれてきませんでした。
そして今年、防府市創業支援センターのシニアインキュベーションマネージャーに就任しました。
「なぜシニアなの?歳だから?」
と、尋ねられることがあります。
それは、
「私は、インキュベーションマネージャーのプロフェッショナルだから」
と、答えています。
Posted in 中村伸一所長のコラム, 起業支援
9月 6th, 2016 yamasoken
9月5日 防府市創業支援センターがグランドオープンしました。
防府市創業支援センターのグランドオープンにご出席いただいた皆様、そしてFBに取り上げていただいた皆様、応援いただいている皆様、オープンの準備にあたって頂きました防府市役所の関係者の
皆様、本当にありがとうございました。
9月5日からの船出。
多くの方々、マスコミの皆様の前でスタートが切れてとても嬉しいです。
久々に多くのマスメディアに露出しました。
12年前にも創業支援の関係で多くのマスメディアに出ました。
今回は久々だったのか、それとも歳を取ったからか、意外に疲れました。
事務所に戻って、ゆっくり録画したニュースを見ました。
より使命感を感じますね。
是非、多くの起業家に防府市創業支援センターを利用していただきたいと思います。
防府市創業支援センターの取り組み
防府市創業支援センター
シニアインキュベーションマネージャー 中村伸一
【防府市創業支援センター 3つのコンセプト】
・伴走型支援
・繋ぐ、繋がる
・強みを事業に活かす
【体 制】
SIM・・・IMへのアドバイス、セミナー、交流会の実施、起業後の成長支援、
SIMの事業リソースを創業支援センターへ提供し蓄積
IM・・・伴走型創業支援・相談対応、創業支援センターの運営
【インキュベーションプログラムの考え方】
Ⅰ.①のステップアップ施策
創業への興味づけ(創業スクール等と連携)
Ⅱ.②のステップアップ施策(伴走型相談対応)
・創業計画作成&フォロー
・開業前グループカウンセリング(2~4名)
Ⅲ. ③のステップアップ施策
・開業後グループカウンセリング(2~4名)
・営業セミナー(オープンセミナー)
2回を1クールとして実施。営業基礎→実践→改善 ロープレも実施します。
・販促セミナー(オープンセミナー)
2回を1クールとして実施。販促基礎→実践→改善
Ⅳ.④のステップアップ施策
・事業推進グループカウンセリング(2~4名)
・マーケティングセミナー(オープンセミナー)
・プレゼンテーションセミナー(オープンセミナー)
Ⅴ.ビジネスマッチング
・ビジネス交配会(ビジネスマッチングの「場」)2ヶ月に1回 8名~16名の規模
・オープンイノベーションワークショップ 一企業のリソースを使っての事業化
Posted in お知らせ, 起業支援
7月 26th, 2015 yamasoken
鳥取県中部商工会産業支援センター 主催
鳥取県西部商工会産業支援センター 主催
創業スクールの講師をつとめます。
今年で4年連続での創業スクールでの講師です。
今回も、うさみ労務経営事務所の宇佐美理世先生と講師をつとめます。
5回のスクールで事業計画を作成していきますが、
創業を目的にしたモノではなく、事業創造力を身につける内容での創業スクールです。
是非、ご参加ください。
Posted in お知らせ, 起業支援
7月 25th, 2015 yamasoken
鳥取県中部商工会産業支援センター 主催
鳥取県西部商工会産業支援センター 主催
創業セミナーの講師をつとめます。
起業する心得や最近の起業手法などをお伝えしていきます。
是非、ご参加ください。
Posted in お知らせ, 起業支援
7月 23rd, 2015 yamasoken
コラボレーション支援だけでなく、
山口銀行さんとは、創業・事業支援も行っていきます。
創業するのが目的では無くて、事業を継続できる力を身につける事が目的となっています。
平成26年度は防府市、宇部市で開催された「やまぎん創業・新事業応援セミナー」
平成27年度は、岩国市から始まります。
各地で開催されている創業セミナーとは一味違います。
何が違うのか、、、、
ロジカル思考、クリティカル思考とは違う、もう一つの思考術。
これが鍵です。
事業能力を高めに是非、ご参加ください!!
お問い合わせ、お申し込みは、
山口銀行 地域振興部(担当:山根、中谷) TEL083-223-34まで
Posted in お知らせ, 起業支援
8月 7th, 2014 yamasoken
3年連続してお世話になります。
リピートいただけるって、嬉しいですね。
そして、今年は、鳥取県西部、中部の2ヶ所でやります。
5年前から仕事のご依頼で鳥取県へ来ています。
とても好きな処です。鳥取県。
今年も仕事だけでなく、楽しみたいと思います。
8月26日が、鳥取県中部地域
8月27日が、鳥取県西部地域
です。
鳥取県の皆さん、よろしくお願いします。
Posted in お知らせ, 起業支援
7月 3rd, 2014 yamasoken
創業支援歴12年の創業支援のプロによるセミナーです。
参加者募集中!!
Posted in お知らせ, 起業支援
6月 1st, 2013 yamasoken
起業のスタイルも経済環境や時代によって変化があるといっていいでしょう。
本来、起業(創業)は、自分で準備して事業をスタートさせればいいのでしょうが、なかなか一人で
準備するのは大変です。また、開業よりも廃業の方が増え始めた事もあり、起業を支援する施策がスタートしました。
調べてみると、起業(創業)塾を施策として管轄している日本商工会議所の創業塾受講者へのアンケート調査が平成13年度から始まっています。対象は、平成11年、12年の受講者だったので、起業(創業)塾がスタートしたのは、平成11年と考えていいでしょう。
私は、平成10年に友人達とITベンチャー企業を創業しました。この1年前に、山口県と山口大学が共同で開校した「ベンチャースクール」を受講して、事業計画を作成し、創業へと進みました。当時は、このような創業に向けてのスクールやセミナーは見かけなかったので、平成10年あたりが、起業(創業)支援が全国的に始まったと考えていいでしょう。
ちょうど、インターネットの活用が活発になり、SOHOと呼ばれる、個人事業・小さな会社の設立が流行ったこともあり、起業(創業)塾や創業セミナーのニーズは加速しました。
そこで、この平成10年からの起業支援を「起業支援1.0」と定義しています。
起業支援1.0では、これまで起業に向けて事業計画を作成したことのない人達に事業計画の作成方法を指導することが基本構造です。
起業支援1.0 (事業計画作成)
1.マーケティングを学ぶ
2.収支計画書の作成を学ぶ
3.会社の設立方法を学ぶ
この3つが起業支援1.0のコアでした。
その後、ITの普及が急速に拡がり経済環境も大幅に変わるとともに、ITベンチャーが次から次へと市場を賑わせるようになりました。
起業時から競争が激しくなるとともに、投資によるベンチャー育成も重なり、ビジネスモデルによっては急成長する起業家も出現しました。
また、勝ち組、負け組と分類されるようになりました。その時代が平成15年。
この年、経済産業省の後援を受け「ドリームゲート」がスタートして、
全国規模での起業支援がスタートしました。私が起業支援を仕事を自治体から委託を受け、起業支援のコンサルティングをスタートしたのも、この年でした。この平成15年からの起業支援を「起業支援2.0」と定義しています。
起業支援2.0(ブランディング)
1.競争を意識した差別化戦略(ポジショニング)
2.セグメント分析によるマーケティング
3.SWOT分析による強みの把握
起業支援1.0に、この3つの要素が組み込まれて戦略的な事業計画書の作成指導と支援を行う事が起業支援2.0と言っていいでしょう。
平成19年には、ドリームゲートを始め、自治体も起業支援の施策が縮小され始めた。リーマンショックなど景気が一気に悪化し、起業支援から雇用支援に移っていく。起業家もベンチャー型から社会貢献型の思考を持つ人が増えてきました。
社会環境、経済環境、そして平成22年からSNSを利用してビジネス活動を行う人が増えてくる中で、起業スタイルも変化・進化するとともに多様化もしてきました。
ここに平成24年からの起業支援を「起業支援3.0」と定義しています。
起業支援3.0(コラボレーション)
1.キャリアを知的資産に変換させる。(見えていない強みを活かす)
2.メディアを活用した広報・PRをする。
3.コラボレーションで創発し合う。
起業支援1.0に、この3つの要素が組み込まれて協働・共感による事業スタイルを事業計画書の作成指導と支援を行う事が起業支援3.0と言っていいでしょう。
注意することは、起業支援2.0が起業支援3.0に移行したというわけではありません。
起業スタイルが多様化しているので、起業支援においては、起業支援2.0と起業支援3.0を理解したうえで対応することが大切でしょう。
Posted in 起業支援
9月 4th, 2012 yamasoken
山口市産業コーディネーターとしての起業支援を終え、商工会議所の起業塾塾長や窓口相談員を継続する中、
2008年から山口県から外に出ての活動に重点を置く事にしました。
起業支援についても山口県外ではどのような事をしているのか情報収集や起業セミナーにも参加してみました。
ちょうどソーシャルビジネスが話題になったりと、これまでの起業支援の方向性を見直すべきではないかと考え始めたのもこの頃です。
これまでの起業がベンチャーを目指せみたいな、起業=上昇志向だったと思います。しかしライフスタイルやライフワークに志向を持った起業が増えてきていると
肌で感じてもいました。
ブログでの情報発信、SNSでのコミュニティづくりなど、仲間とともに楽しむ起業も目にするようになりました。
そして、2010年からfacebookの活用が一般的に始まりコミュニティが多く生まれるようになりました。
起業においてもソーシャルメディアの活用も必用になってきたと実感したのが2011年春でした。
そこで、起業においてもソーシャルメディアの活用も必用だと起業セミナーでの啓蒙を始めました。
特にfacebookの活用を促していますが、その理由の一つが自分ブランディングに使えるからです。
自分ブランディングには、まずは自分自身の棚卸が大切。これは起業する際に私が指導する事といっしょ。
棚卸したものをfacebookの基本情報に記載する事で面白いことが多々おきます。
自分自身の棚卸でいえば、棚卸したものは自分の知的資産になります。
現在、私が力を注いでいるものに知的資産マネジメントというものがあります。
起業前から知的資産の重要性に気づいて、知的資産マネジメントも実行してもらいたいと考えています。
起業後は、知的資産を蓄積していく、そして知的資産を効果的に活用する。
PDCAを繰り返して行くとで、企業価値を事業価値を高めていただきたいと思っています。
9年前に私が起業支援を行った時は、ソーシャルメディアもありませんでしたし、知的資産マネジメントもまだ普及させるまでには至ってませんでした。
この2つの分野を起業支援にまず組み込むことがこれからの起業支援活動には必要で、組み込む事で起業支援の手法にも化学変化が起きると思っています。
10年目を迎える私自身の起業支援は、大きく変化します。
私の周りの方々からの情報や行動を見てみると、現在段階で私が想定している以上の事が起業支援でも始まるのではないかと思います。
今、「起業する為の心得とヒント」のバージョンアップに取り掛かっています。
これからの起業についても書き加えて行ってますので、お楽しみに。
また、このブログにおいても私の起業支援として進行状況を紹介していこうと思います。
山口市産業コーディネーターとしての起業支援を終え、商工会議所の起業塾塾長や窓口相談員を継続する中、
2008年から山口県から外に出ての活動に重点を置く事にしました。
起業支援についても山口県外ではどのような事をしているのか情報収集や起業セミナーにも参加してみました。 ちょうどソーシャルビジネスが話題になったりと、これまでの起業支援の方向性を見直すべきではないかと考え始めたのもこの頃です。
これまでの起業は、ベンチャーを目指せみたいな、起業=上昇志向だったと思います。しかしライフスタイルやライフワークに目を向けた起業家が増えてきていると肌で感じていました。 またブログでの情報発信、SNSでのコミュニティづくりなど、仲間とともに楽しむ起業も目にするようになりました。 そして、2010年からfacebookの活用が一般的に始まり、コミュニティが多く生まれるようになりました。
起業においてもソーシャルメディアの活用が必用になってきたと実感したのが2011年春でした。 そこで、起業においてもソーシャルメディアの活用も必用だと起業セミナーでのソーシャルメディアの啓蒙を始めました。 特にfacebookの活用を促していますが、その理由の一つが自分ブランディングに使えるからです。
自分ブランディングには、まずは自分自身の棚卸が大切。これは起業する際に私が指導する事といっしょ。 棚卸したものをfacebookの基本情報に記載する事で面白いことが多々おきます。 自分自身の棚卸でいえば、棚卸したものは自分の知的資産になります。 現在、私が力を注いでいるものに知的資産マネジメントというものがあります。
起業前から知的資産の重要性に気づいて、知的資産マネジメントも実行してもらいたいと考えています。
起業後は、知的資産を蓄積していく、そして知的資産を効果的に活用する。
PDCAを繰り返して行くとで、企業価値を事業価値を高めていただきたいと思っています。 9年前に私が起業支援を行った時は、ソーシャルメディアもありませんでしたし、知的資産マネジメントもまだ普及させるまでには至ってませんでした。
この2つの分野を起業支援にまず組み込むことがこれからの起業支援活動には必要で、組み込む事で起業支援の手法にも化学変化が起きると思っています。
10年目を迎える私自身の起業支援は、大きく変化します。
私が想定している以上の事が起業支援でも始まるのではないかと思います。 今、「起業する為の心得とヒント」のバージョンアップに取り掛かっています。 これからの起業についても書き加えて行ってますので、お楽しみに。 また、このブログにおいても私の起業支援として
進行状況を紹介していこうと思います。
。
Posted in 起業支援
9月 2nd, 2012 yamasoken
ここまで「起業帖」や「起業する為の心得とヒント」を作成するプロセスを書いてきました。
今回は、起業支援に携わった中で上手く起業して経営している方の共通点は何だろかと思い、まとめてみました。
起業して上手くいく共通点 11です。
1.起業前に自分自身の棚卸をびっしりしているヒト
2.想いが明確なヒト
3.事業計画表以上の計画書を作成しているヒト
4.見込み客をリスト化しているヒト
5.他人と会う機会を持っているヒト
6.自己表現ができるヒト
7.行動てきるヒト
8.経理がわかるヒト
9.悩むこともできるヒト
10.仲間づくりが上手なヒト
11.最後に借能借脳できるヒト
窓口相談員をやる中で対応すると、起業の意思を持っていても大半の相談者は創業・事業計画書を作ってません。
そこで、創業・事業計画書の必要性を説明して書き方を説明します。
しかしながら、大変の方はここで終わり。再度、相談に来られる方は少ないですね。
逆に継続して相談される方は、創業されています。
創業相談での意気込みと創業準備で大きな違いが出てきます。
ある事業者は、相談に来られた際には、A4で40ページ近い創業計画書を持って来られました。
読むのは大変ですが、でも想いや計画が伝わります。
最初は5~6ページの創業計画だったのが、継続してのアドバイスをしていく事で、創業計画が30ページになった方もおられます。
起業塾では、最初からびっしりと創業計画づくりに入るので起業塾終了時には20ページを越える創業計画になっています。
創業計画で記載する事項を書いていけば、やっぱり20ページにはなります。
この自分が創業する想いをアウトプットする事が大切。
言葉で伝えることも大切ですが、ヒトに見せることも大切。なので、創業計画書はやっぱり必要になります。
それでは、創業計画は枚数によって評価されるのか?
以前、相談対応でこのような創業計画を持ってこられた方があります。
早期退社で起業をしようと、あるFC(フランチャイズ)に加盟して創業を検討された方。
かなり分厚い創業計画書を持参されました。
創業計画書の中身は立派です。特に数字の組み立ては。
この創業計画に基づいて質問をするわけですが、回答はしどろもどろ。数字に関しては根拠になるとしどろもどろ。
そうなんですFC元が創業計画書を作成しているのです。
これじゃーダメですね。
と、やさしく対応しましたが、再訪問はありませんでした。
創業計画は自分で考えて作らないといけませんね。
創業する際には、仲間がいるかどうかがとても重要だと思っています。
創業すると一人になりがち、創業前の仲間は心強いですよ。
そして借能借脳できるヒトをみつけておきましょう。
全てが自分できることはありません。他人の能力を借りる事も大切です。
ここまで「起業帖」や「起業する為の心得とヒント」を作成するプロセスを書いてきました。
今回は、起業支援に携わった中で上手く起業して経営している方の共通点は何だろかと思い、まとめてみました。
起業して上手くいく共通点 11です。
1.起業前に自分自身の棚卸をびっしりしているヒト
2.想いが明確なヒト
3.事業計画表以上の計画書を作成しているヒト
4.見込み客をリスト化しているヒト
5.他人と会う機会を持っているヒト
6.自己表現ができるヒト
7.行動てきるヒト
8.経理がわかるヒト
9.悩むこともできるヒト
10.仲間づくりが上手なヒト
11.最後に借能借脳できるヒト
窓口相談員をやる中で対応すると、起業の意思を持っていても大半の相談者は創業・事業計画書を作ってません。 そこで、創業・事業計画書の必要性を説明して書き方を説明します。 しかしながら、大半の方はここで終わり。再度、相談に来られる方は少ないですね。 逆に継続して相談される方は、創業されています。
創業相談での意気込みと創業準備で大きな違いが出てきます。 ある事業者は、相談に来られた際には、A4で40ページ近い創業計画書を持って来られました。 読むのは大変ですが、でも想いや計画が伝わります。 最初は5~6ページの創業計画だったのが、継続してのアドバイスをしていく事で、創業計画が30ページになった方もおられます。
起業塾では、最初からびっしりと創業計画づくりに入るので起業塾終了時には20ページを越える創業計画になっています。 創業計画で記載する事項を書いていけば、やっぱり20ページにはなります。 この自分が創業する想いをアウトプットする事が大切。
言葉で伝えることも大切ですが、ヒトに見せることも大切。なので、創業計画書はやっぱり必要になります。 それでは、創業計画は枚数によって評価されるのか? 以前、相談対応でこのような創業計画を持ってこられた方があります。 早期退社で起業をしようと、あるFC(フランチャイズ)に加盟して創業を検討された方。 かなり分厚い創業計画書を持参されました。
創業計画書の中身は立派です。特に数字の組み立ては。 この創業計画に基づいて質問をするわけですが、回答はしどろもどろ。数字に関しては根拠になるとしどろもどろ。 そうなんですFC元が創業計画書を作成しているのです。 これじゃーダメですね。
と、やさしく対応しましたが、再訪問はありませんでした。 創業計画は自分で考えて作らないといけませんね。
創業する際には、仲間がいるかどうかがとても重要だと思っています。 創業すると一人になりがち、創業前の仲間は心強いですよ。 そして借能借脳できるヒトをみつけておきましょう。
全てが自分できることはありません。他人の能力を借りる事も大切です。
Posted in 起業支援