4月 7th, 2017 yamasoken
サードプレイスってご存じですか?
「心のよりどころとして集う場所」
本来は、そのような意味になります。
ファーストプレイスは、「家庭」
セカンドプレイスは、「職場」
家庭も職場も、
ゆっくりと考える「場」にならなくて
サードプレイスを持つ人が増えています。
スターバックスやTullY’sもサードプレイス
として利用されます。
私が住む山口市には、スターバックスが無い
(夏か秋頃オープン予定)ので、
ちょうど、自宅と職場の間にあるTullY’sを
サードプレイスとして利用しています。
サードプレイスと言っても、
ビジネス的な思考の場になっている感じですが、
ビジネスモデルを描く仕事をするには、
とても良い環境です。
仕事に結びつけると、
「心のよりどころとして集う場所」
では、なくなるのですが、
私にはマッチした「場」です。
ここで沸いてくる
感性からの思考法が「差」のある
事業アイデアになっています。
コンサルの仕事もしているので
コンサルアイデアにもなっています。
ゆっくりと考える「場」
カフェだけではないです。
最近、増えているコワーキングスペースも
サードプレイスと言っていいでしょう。
私が週一で勤務する
防府市創業支援センターにある
スタートアップスペースを
サードプレイスとして利用される方もいます。
一人で黙々と仕事をする人もあれば、
利用する人と会話を楽しむ、
スタッフからアドバイスを受ける
そんな中から、アイデアや改善案が生まれる
環境を変えて考えると
色んなアイデアが生まれてくる。
それが、サードプレイスなのです。
Posted in 中村伸一所長のコラム
2月 28th, 2017 yamasoken
2015年12月からワイエムコンサルティングの機関誌ワイエムビジネスレポートに連載してきました、「実践!新事業”創造力”入門」が2017年2月をもちまして終了することとなりました。
ご購読いただいた皆様、ありがとうございました。
トータル14回の連載となり、毎月原稿を書く作業は事業の棚卸し、そして内容の構成を考えていく上でとても良い経験となりました。
実のところ書籍出版を意識しながら執筆していきましたが、改めて文章を書くことの難しさも再認識しました。
以前、山口商工会議所の月報にて2年間執筆しましたが、文字数も2倍となり、また違った難しさがありましたが、この時と違って編集者がおられたので、とても助かりました。
この連載では、事業創造をテーマにして書き始め、それに伴って
事業デザイナーという名称を使うようになり、事業コラボ、地方創生に取り組む中で、生まれた事業などの実例も掲載させていただきました。
実践!新事業”創造力”入門は一区切りつきました。
2017年からの活動は、まさにローカルイノベーションの創出。
山口県だけなく、地域の資源を資産にブラッシュアップして、地方から新たな事業を生み出し、また地方・地域を繋げることで、新たな市場開拓支援を行っていきます。
今後も応援、よろしくお願いします。
Posted in 中村伸一所長のコラム, 執筆の紹介
2月 10th, 2017 yamasoken
「えっ、中村がデザイナー?」って、思われるかもしれません。
絵心、、、、ありません。
色づかい、、、、わかりません。
カラーコーディネーター、、、、違います。
芸術学部出身?、、、、大学には芸術学部がありましたが経営学部
です。
そんな私が、
事業デザイン作成講座の講師をつとめます。
私がこの講座で教えること、「仕事につながる事業計画書を作成する」ことです。
サラリーマン時代、ベンチャー企業時代、コンサルタント事務所時代を通して数えきれないくらいの事業やプロジェクトに加わり、事業計画書や企画書、提案書を作成してきました。
ある時、気がつきました。
事業計画書や企画書、提案書は連動している。
だから事業計画書や企画書、提案書で使えるものを作成すればいい。
ここで必要だったのは、ストーリーとしてとらえること。
作成していく中で、ビジネスフレームを多用するようになり、
ストーリーとして構成していく中で、デザイナーとしての思考が身につきました。
また、コラボレーション創出の仕事をするようになってからは、よりデザイン思考が高まりました。
ここで生まれるアイデアもデザイン化することで、人に伝えやすくなります。
もう一つ、このセミナーの目玉があります。
それは、審査員としての目です。
これまで、ビジネスプランコンテストの審査員、自治体の補助金認定の審査員、プロポーザルの評価委員をしてきました。
審査員としてこの業務をするだけでなく、他の審査員が何を見ているかという目線でも見てきました。
「なるほど、よく出来た事業計画書だ!」
「この流れは分かりやすい」
「わかりやすくシンプル」
「差別化がよきできている」
「なるほど、そういう戦略か、、、」
やはり、評価される事業計画書にはそれだけの理由があります。
また、誰が審査をしているのかが、ポイントでしょう。
創業支援の仕事をして14年が経過して200名を越える創業者が生まれました。
その数倍の事業計画書も見てきました。
この目線も事業デザイン講座には組み入れています。
Posted in お知らせ, 中村伸一所長のコラム
12月 31st, 2016 yamasoken
2016年は、戦略的な仕事以外では県外での活動を控えて、山口県の地域資源を探索する年にしました。仕事で行く地域では、時間に余裕を持って行き、探索しました。宇部の常盤公園を皮切りに、下関市の赤間神社に関門橋、そして、ソーシャルメディアによる拡散から世界的に話題となった、長門市の元乃隅稲成神社と北長門海岸国定公園。
今年からJ2に昇格した「レノファ山口」もちぇんとした地域資源であり、ここに集まる方々は地域を盛り上げるのに一生懸命な方々です。
瀬戸内ジャムズガーデンは、全国的にも有名な「場」であり、産業も生み出しています。山口市にはイチゴファームもできました。周南市にはボート場もあり、初めて行きました。
田植えが体験できる環境も地域資源ですね。山口市には、ちょうちん祭りもあります。
瀬戸内にある光市の室積地区は、景色も良く、北前船の港があります。
山口県長門市にある塩屋「百姓庵」、ここの塩はまた格別。
日本海、瀬戸内海、響灘と3方の海に開かれた山口県には、恵まれた資源が多くあります
そして、山の幸も多く。自然に恵まれた地域です。
この1年、山口県を駆け巡って、多くの資源、ヒト(ヒトも資源ですね)を知り、地域が活性化する無限な可能性を感じました。
なぜ無限なのかと言えば、単独ではなく、幾通りも組み合わせることで無限の事業を創造できるからです。
あとは事業に向けてマネージメントを起こせば、地域は間違いなく活性化します。
事業デザイナーとしてみると仕事は一杯ありますね。
来年もどうぞよろしくお願いします。
Posted in 中村伸一所長のコラム
12月 17th, 2016 yamasoken
2016年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」が12日発表され、「金」に決まりました。
それでは、やまぐち総合研究所有限会社 兼 中村伸一所長の「今年の漢字」となりますと、
「再」になります。
十数年振りの再会もありました。
長年従事した分野の仕事を辞めていたのが、再開するようになった事業もありました。
クライアントの知的資産を見直して、組み合わせ直して再稼働させる事業もありました。
ここ数年は抑えていたメディアの露出も、今年はチャレンジして再登場していきました。
「リノベーション」、2016年はイノベーションではなく、リノベーションに拘った一年でもありました。
再会、再開、再稼働と、元々は自分(自社)にあるモノを時間をかけて見直して、再構築して稼働していく。
再稼働をしたもの、リノベーションしたものを、次年度以降も継続させて、次世代に繋いでいく
そんな活動を2017年以降も行っていくための2016年の「再」でした。
事業デザイナー 中村伸一
Posted in 中村伸一所長のコラム