9月 25th, 2016 yamasoken
平成28年度高校生やまぐち創生チャレンジ事業のアドバイザーとして母校の防府商工高等学校へ。
山口県立防府商工高等学校 機械科
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山口県立防府商工高等学校 商業科
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山口県立防府総合支援学校 高等部
による、「藍染商品」のパッケージならびにラベル検討でした。
防府総合支援学校の生徒が創る藍染商品。
そのパッケージを防府商工 機械課の生徒が展開図、サンプルを作成。
防府商工の商業科の生徒が、デザインと販促を担当する。
この3分野の連携を2校が実践しています。
今日は、経過の発表と改善案をディスカッションする内容となりました。
私は、6次産業化・農商工連携の商品開発や販促面のコンサルをしていますが、事業者でもパッケージを考えるのは、なかなか進みません。ブランド思考、デザイン思考、マーケティング思考、様々な
角度からパッケージデザインが決まっていきます。
ディスカッションをする中で、生徒からのアイデアは、面白いものもあって、もっと時間があって、開発プログラムを運用すれば、良いパッケージも生まれてきそうです。
「来年度は、高校生ハッカソンをしたらいいだろうな~」
10月2日に開催される 「天神まちかどフェスタ」で、
藍染商品は販売されます。
どのようなパッケージで販売されるか、、、、、
楽しみですね。
Posted in お知らせ, 中村伸一所長のコラム
9月 9th, 2016 yamasoken
8月25日
平成28年度高校生やまぐち創生チャレンジ事業のアドバイザーとして山口県立熊毛北高等学校へ。
山口県立徳山商工高等学校 商業科 × 山口県立熊毛北高等学校 ライフデザイン科
2校によるコラボ(連携)事業のテーマは、
「高校生レストランをハブとした地域を代表する土産品の開発」
山口県立熊毛北高等学校 調理実習室に、21名の生徒が集まりました。
試食会が開かれ、参加した生徒と教員、そしてゲストによるフィードバックが実施されました。
会場には、周南ケーブルテレビのカメラも入り、試食の様子を撮られました。
もう放映されたと思いますが、皆さん美味しく食べています。
僕は知らなかったのですが、周南市の特産には「千両なす」があります。
今回は、「千両なす」を使った料理。
こんなに茄子を食べたことはないくらい食べましたが、
チーズ好きの僕にはイタリア風の茄子は、美味しかった。
茄子が嫌いな人もいるので、様々な意見が出ます。
茄子料理は、どうしても暗めな色彩の料理になるので、少し彩りをよくする工夫が必要という意見が多くありました。
改善され、「高校生レストラン」でどのように提供されるか、楽しみです。
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あとは数種類のジャムの試作品。
これは完全に嗜好が分かれます。
高校生の味覚と我々歳を取った者との味覚が完全に割れました。
僕がコンサルをする際に、「誰に食べてもらいたいのか?」明確にする。
が、ピッタリとハマりました。
だから商品開発にマーケティングが必要なのです。
と、日経MJを見せながら力説しました。
最後は「肉味噌」
これは高校生も我々も「美味しい」、「旨い」の連呼。
パッケージを考えれば商品化も近いです。
専門高校との連携事業。今回で2案件目。
もっと面白くして行きたいと、次の手も考えます。
ここにも企業家メンター、社会人メンターが欲しいですね。
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Posted in コラボレーションを創発する支援, 中村伸一所長のコラム
8月 12th, 2016 yamasoken
山口県立厚狭高等学校 総合家庭科
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山口県立柳井商工高等学校 建築・電子科、ビジネス情報科
による「地域伝統工芸のブランド化と継承の取組み」
が、平成28年度高校生やまぐち創生チャレンジ事業のモデル事業としてスタートしています。
柳井市の伝統工芸「柳井縞」が復活して、
山口県立柳井商工高等学校の建築・電子科の生徒がハタ織り機を製造して、生徒が「柳井縞」を編み、商品化。
「柳井縞」一反が山口県立厚狭高等学校 総合家庭科の生徒に渡り、服飾デザインし仕上げていきます。
各高校の専門分野が活かされ、共同した商品開発は、大人顔負けです。
11月3日の山口県立厚狭高等学校の文化祭までには服が完成し、披露されます。
僕は、完成するまでのプロセスをプロモーションすることを指導しました。これは、企業向けに指導していることと一緒ですが、若さ、素直さがあり、すごく期待できそうですよ。
披露される日が楽しみです。
ワークショップも面白くできました。
印象的なのは、
柳井商工高等学校の生徒が「柳井縞」を使って座布団を縫った際には3時間はかかる。
でも、山口県立厚狭高等学校 総合家庭科の生徒だったら30分で出来るそうです。
専門性というのは、ここで発揮できますね。
平成28年度高校生やまぐち創生チャレンジ事業を通して、
僕も色んな発見ができそうです。
今日も厚狭高等学校で、
「すご~い」「知らんかった」「これは、いける」
と、衝撃を受けることが多々ありました。
これは、のちのち報告していきましょう!!
高校生、、、凄いです。
Posted in コラボレーションを創発する支援, セミナー開催報告, 中村伸一所長のコラム
4月 20th, 2016 yamasoken
全国で初となる事業内容、「高校生やまぐち創生チャレンジ事業」のアドバイザーをつとめます。
「高校生やまぐち創生チャレンジ事業」は、
今年度の山口県の「重点取組方針関連事業」です。
昨年、県より相談があり、この事業をデザインしました。
商業高校×農業高校、工業高校×普通高校福祉・看護×商業高校、、、等々
専門高校等の生徒が身に付けた知識・技術を活かし、地域や地元企業、他校等と連携して、地域産業の理解と
地域貢献に対する意識を高め、山口県産業を担う人材育成を図ります。
これまで、企業向けに行っていた事業創造のプログラムを高校生向けに改良して対応します。
アクティブラーニングを事業創造思考のワークに組み込んで、
かなり面白いプログラムにしていく予定です。
既成概念に捕らわれない高校生の発想を事業の形にできるようにしていきます。
そして、高校生の内に「地元企業や地域の魅力の種」を高校生達の頭の中に撒き、高校卒業時、専門学校や大学卒業時の就職、そしていったん就職し、その後に第二、第三の就職の際に、山口県へのUターンを選択肢として考えるようにできればと思います。
「グローバルを目指すのもチャレンジ、地元に戻るのもチャレンジ。」高校生活そして卒業後の活動で、事業創造能力が育っていれば、どちらにもチャレンジもできる人材になっている。
と、長期的なことも視野に入れ、
「高校生やまぐち創生チャレンジ事業!!」のアドバイザーをつとめます。
山口県内の自治体、企業、商工団体、経済団体の方、是非、ご参画ください。そして専門高校の先生方、いっしょに事業創造力を持った高校生を育てて行きましょう!!
Posted in お知らせ, コラボレーションを創発する支援