3月 26th, 2010 yamasoken
プロモーションは、ITも活用することが大切です。 にて講師をつとめました。
商工会議所からセミナー講師の依頼を受けてのセミナー。21年度では、最後となりました。
IT活用セミナーと題打っていますが、今回は、
販促全般という内容にしました。
ですので、
タイトルも「ITを」にせず、「ITも」という補佐的な言葉を選びました。
なぜならば、
IT(デジタル)を中心に販促を考えるのではなく、
消費者と人間関係を築く上での販促方法が売上実績に結びつくという事を伝えたいからです。
そこで、この1年間で私がお手伝いした企業の販促事例をご紹介しながら、やまぐち総合研究所の販促モデルを説明しました。
やまぐち総合研究所の販促モデルって、どんなモデル?
と、いう事になりますね。
一言で言えば、農耕型の販促モデルです。そして、私が8年間お世話になった松下電器産業㈱(現:Panasonic ㈱)の販売会社で学んだ、顧客を育てる、販売店(小売店)を育てる手法なんです。
まずは、世代別消費者の志向からみた販売方法についてご説明しました。
ここでのポイントは、セグメント・マーケティングを実施しても、なかなか消費者が開拓できない。
そこで、弊社が研究している
コミュニティ・マーケティング、パーソナル・マーケティングがあります。
趣味・趣向、専門性、こだわりからの購買行動。これに着目したマーケティングです。
次に、コミュニティ・マーケティング、パーソナル・マーケティングに有効な
クロスメディアの活用を説明しました。
消費者は、一つのメディアからの情報だけでは、購買行動を起こさない。逆に、情報収集に壁を作って限られた媒体しか利用しない消費者もいることを説明しました。
さて、貴方ならどうする?
そして、メディチ・インパクトから生まれた販促ツールでの事例を紹介。
びっくりする程の実績も生まれました。
ここまでで、予定時間を超過していたので、クラウド・コンピューティングは、サラッと流しました。
休憩後は、自己紹介ではなく、自己PRを隣の方と行っていいただきました。
ここに、今回のセミナーのポイントがあります。
自分、商品、会社の紹介では、消費者に購買意欲は生まれないのです。
購買動機や興味を持たせることが大事なのです。
自己PRをマスターすると相手方との話しは、活発になります。
そこで、私が体験した告知方法をご紹介。
そして、広告に必要なベネフィット(利用者が得るもの)についても説明しました。
いよいよ最後の内容
顧客共有化戦略
自社発行ポイントシステムと共有ポイントシステムのメリット、デメリットを紹介。
そして、
㈱山口コミュニケーションズが展開する「ブルーカード」での販促方法を紹介しました。
参加者からいただいたアンケートでは、
顧客共有化戦略に興味を持たれた方が多くおられました。
経営資源をShareする。その中でも顧客共有化に取り組む。
これが、これからのビジネス戦略です。
アンケート回答の内容
1. 一番関心のあった内容は?
・コミュニティマーケティング
・消費者は様々なメディアで情報収集した上で、購買するということと、あえて情報をシャットアウトする人もいる。
・共有ポイントシステムによる顧客共有化は面白いと思う
・ビジネスにおける翻訳、可視化
・Webのプロモーション
・購買行動とコラボレーション
・人を軸に考えるという視点
・ブランド力を高める。
・農耕型戦略。アナログのつながりがやはり有効であるというところ
・世代別消費者ストライクゾーン
・学生の主婦や殆どが携帯利用
2.参考になった、役に立ったと思われた内容はどのようなものでしょうか?
・ブログの持つ意味合い→完成価値を生み出す。
・クロスメディア展開(アナログとデジタル)
・セレクトショップが売り出し中のアーティストに衣装提供する販促をしていること
・共有ポイントシステム
・狩猟型より農耕型
・コミュニティーマーケティング
・便益と実感させるキャッチコピー
・顧客の共有化
・自己PR 限られた時間で相手に関心を持ってもらう能力は、すべてのPR方法(メディア活用など)に通じる
・商品の価値構造
・顧客共有化のプロセス
・農耕型=ファンをつくる。繋がりが大切
・集合知について
3.もう少し詳しく説明してほしいと思われた内容は
・クラウドコンピューティング
・コラボレーションを上手くするポイント
・山口コミュニケーションズ
・ブランド作りの成功事例
・顧客共有化戦略
4.本日のイベントのご感想
・ますます営業戦略が発展している。進化している、複雑化している事が実感できた。
・あっという間の2時間でした。
・よかった。求めているものに会えたっていう感じです。
・ボリュームが多かった。
・Webでの発信を頑張らなくてはいけないなと思いました。
・費用を掛けないでできるIT活用が多くあることを改めて知った。
・ブルーカードの事例は、興味深かった。
・費用対効果率の高い販促が可能になった点
・パナソニックの事例が面白かった。
・手本の資料がショボ過ぎたので手本の資料を充実してほしい。
・わかりやすい内容でした。
・とても各テーマがわかりやすく、楽しく聴講できました。
・クラウドの話をもっと知りたかった。
Posted in セミナー開催報告
3月 17th, 2010 yamasoken
3月3日 周南ベンチャーマーケットへ出展して、プレゼンをさせていただきました。
人前で、プレゼンするは久しぶり。
緊張したかはどうかは自分ではわからないのですが、
想定以上に早く話し終えてしまったところをみると
かなり緊張していたのかもしれませんね。
いや、かなり早口で話したのかもしれません。
形ある商材ではないので、他のブースと比べるとやはり弱い。
食品、ハードウェア、素材の展示があるブースは、人が集まるし、
マスコミも取材対象にしていました。
私のブース。内容では、他のブースにも負けないものがあるのですけど
なかなか人は立ち止まってくれません。
よし、ここは手配りだと、
配布物を配りまくりました。
ブースには、やまぐち異業種フォーラムのポスターを張っていたのですが、このポスターは評判が良かったです。
やまぐち総合研究所の平成21年度は、将来を見据えた投資の時期でした。
このマッチングイベントが終わり、3月も終わると、いよいよ平成22年度に突入。
これからが本番だ。
Posted in ビジネス見聞録
3月 17th, 2010 yamasoken
2月10日、顧客共有・販路共有をテーマにて、コラボ・ネットワークを開催しました。
いつもは、土曜日の昼に行いますが、今回は、夜の開催でした。
共通したものを見つけて、掛けあわせてコラボレーションを行うための内容です。
講師は、やまぐち総合研究所の中村伸一がつとめました。
セミナー講師は慣れているものの、初めての分野は緊張します。
コラボ・ネットワーク恒例のグループに分かれて、自己PRからスタート。
いつもの、誰の自己PRに興味を持ったかを選んでいただき、フィードバックを行いました。
そしてここからは、相手と同じものをみつけるワークショップに。
同じ価値を見つけて、コラボレーションした展開を考えるのが今回の内容でした。
Posted in コラボレーションを創発する支援