5月 28th, 2017 yamasoken
よそ者が見ると、そこにある地域資源に魅了される。
下関市は山口県にある。
山口県という視点でみると、山口市に住む私は、
同じ地域の人になるかもしれない。
しかし、下関市と山口市の地域環境はかなり違う。
山口市の中心に近いエリアに幼少期から住んでいると、
日々の生活に、「海」はない。
仕事やプライベートで移動中に「海」を見ると、
なんだかワクワクする。
そのワクワク感は、海による開放性と、
開放性によって、何かが生まれるのではないかという
高揚した気持ちになることだ。

メディチインパクトという書籍には、
港がイノベーションを起こす「場」という風に書いてあった。
港を持つ下関は、それだけでも何か生まれる可能性のある「場」だ。
日本の歴史上、下関は、地名の呼び方は違えど良く出てくる「場」だ。
昔から、そのポテンシャルはある。
これまでも、地域の資源として掘り起こしされて、人々の目の前にも
出てきている。
一つの資源だけで物事を進めると、そほど効果は得られないが、
資源を組み合わせることで、価値づけして資産化していけば、
地域資源も収益を呼び込む魅力ある資産になる。

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5月 22nd, 2017 yamasoken
年齢も52歳になると、
事業承継する側、される側がいる。
事業承継は5年~10年はかかる。
自分が創業者であれば、そろそろ事業承継する側になる。
親が創業者であったり、経営を引き継ぐ立場になると
52歳前後で事業承継を受ける側になる人も多い。
私の同級生からも事業承継の話しが出てくるように
なりました。
バブル世代が事業承継する側、される側になっていますね。
事業承継にあたって準備が必要になります。
以前、ブログにも書きましたが、
知的資産経営を元にした
事業承継マニュアルも中小企業庁が準備してきたのが
今年、2017年です。
私の場合は、事業承継を指導する、支援する側になります。
そこで、おすすめしたいのは、知的資産経営を早急に導入
することです。
知的資産経営を導入することで、事業承継の準備も整って
いきますので、今からでも検討されるといいでしょう。
・人的資産
・構造資産
・関係資産
この3つで整理して、組織内にある暗黙知を形式知にします。
しかしながら知的資産経営だけでは、事業承継には不十分
ここに、財務上法律上の対策が組み込まれます。
事業者であれば、50歳は事業承継の世代。
今から準備していきましょう。

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5月 20th, 2017 yamasoken
コンサルの仕事を始めた頃、私の営業手法に興味を持たれた方から
営業セミナーをやって欲しいと頼まれることも
ありましたが、断っていました。
理由は、私の営業術は独特なものがあるとともに
他の営業マンと差別化できて優位的に進められる
武器になっていたので、この秘密を教えるつもりは
無かった訳です。
そして、私、オリジナルなものであって、暗黙知状態。
人に教えるような形式知になっていなかったことも
あります。
営業研修やセミナーの講師を本格的に始めたのは、
4年前で、50歳を目前にして、そろそろ営業手法を
伝授してもいい歳かな~と思い始め、
ワイエムコンサルティング様からの営業研修のオファー
で、営業手法を形式知にしていったことが大きな切っ掛け
でした。
今や、私が提供する営業セミナーは、人気セミナーになりました。

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5月 19th, 2017 yamasoken
山口県しんきん合同ビジネスフェアに行ってきました。
昨年も行ったのですが、
コンサルタントの視点でみると昨年とは少し違った傾向
がありました。
それは、出店者の一部ですが、
FCPシートを持っておられたことです。
出店者に聞いてみると、昨年度の下関市の事業施策で、
FCPシートの作成があったようです。
とても良い取り組みだと思います。
昨年、私が研修の監修に携わった
やまぐち6次産業化・農商工連携人材育成事業でも
FCPシートのカリキュラムもあり、FCPシートの必要性も
私から伝えていました。
簡単に言えば、
FCPシートは商談会で活用する商品の説明書です。
販路開拓・市場開拓のコンサルティングをする私からすれば、
展示会では、ビジネスモデルで言うと、
BtoB(法人取引)の場合は、FCPシートが必須です。
BtoC(消費者取引)の場合は、
購買意欲を誘うチラシ(販促ツール)が必要です。
BtoBtoCでは、FCPシートとチラシの両方を用意します。
来場され、商品に関心を持たれた事業者には、
適した説明資料が必要です。
FCPシートは、バイヤーにも浸透しているので、
効果的な商品取引をアピールしたいのであれば、
FCPシートを作成されることをお薦めします。
私は、FCPシート作成に向けたコンサルティングもしていますので
是非、ご相談ください。

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5月 14th, 2017 yamasoken
念願の岡山県で、
私が開発した事業創造プログラム
「ワクワクコラボレーション®」の事業がスタートしました。
岡山県の果物は、私が持つ市場においては
とても市場価値の高いものなのです。
どのような事で、私が岡山県の事業者に貢献できるか?
未知数なだけに、ワクワクしています。
コラボで事業を創造しても、
市場を作らなければ、良い事業ではないと考えています。
岡山北商工会から今回のオファーをいただいた時に、
私が関わることで可能になる「福岡山口」ビジネスホットライン構想を
思いつきました。

山口県は大内氏の時代に西の京と呼ばれるほどの文化と政治が栄えたのは
博多商人と組んで明と貿易をしたから。
福岡という地名は、黒田官兵衛が岡山にあった地名をもっていって福岡と
いう地名にしたということもあり、
福岡山口は、歴史的にも面白い繋がりで、
現代に新たな事業イノベーションが起こせるのではないかと思います。
そこで、私の出番です。!!

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5月 13th, 2017 yamasoken
ふと自分の仕事って何だろう?
と、考えることがあります。
マーケティングの講師、コンサルタント
コラボレーションの講師、コンサルタント
経営や創業の講師、コンサルタント
営業や販促の講師、コンサルタント
今は、地域を活性化させる仕事が多いかな、、、
ネットでは、
地方を滅ぼす「名ばかりコンサルタント」
というニュースが飛び交い。
私も「ドキ」とすることもありますが、
こんな方は、地方創生ブームで
にわか地方創生コンサルタントとして出現してきたからでしょう。
小さな実績も生み出せず、口ばかりのコンサルといった感じです。
地方創生ブーム以前から地域の活性化に取り組む私としては
迷惑なことですが、かれこれ20年、この仕事をしていますし、
成果もあげてきていますので、
依頼されても自信を持って対応できますし、対応してきました。
今年度も昨年度から引き続いて対応する自治体の事業もあれば、
今年度、新規に関わって立ち上げていく事業もあります。
現時点で言えば、
防府市創業支援センターでの経営コンサルタントの仕事は、
防府市の地域経済の活性化に役立っていると思いますし、
昨年、監修させていただいき、今年度も実施する
山口市の「山口市ふるさと創生推進事業補助金」も
地域を活性化させる仕事として携わっています。
地域活性化の事業では、成果を求められますので
プレッシャーもありますが、やりがいのある仕事です。
一通りの仕事とが終わると、かなり疲労していたことに
気づきます。自分が思っている以上に、集中して神経も
使って頑張っていたのだと、、、
しかしながらそんな想いで取り組まなければ、
地域活性化の事業なんてできないです。
できなければ、
地方を滅ぼす「名ばかりコンサルタント」
と言われることになるのでしょう。

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5月 10th, 2017 yamasoken
創業、創業と、ここ数年全国で活発に取り組まれています。
私は、いづれ事業承継と繋がった取り組みになると考え、
これまで活動してきました。
それが事業創造能力を身につけること。
事業創造能力の根幹には、知的資産経営を据えて
事業家の養成に取り組んできました。
ようやくその流れがきました。
なぜ、知的資産経営を据えているかといえば、
経営には
・人的資産
・構造資産
・関係資産
の3つを連携させていくことが
創業にも経営持続にも、そして事業承継にも
必要であるからです。
これから創業施策は補助金の縮小と採択の厳しさが伴います。
これは創業後にすぐ廃業する事業者が増えているので、
致し方ありません。
今後を考えると事業承継の方が需要度が高くなり
創業を考える人と事業を継承したい人との
マッチングが拡がっていくでしょう。
どちらにしても事業センスが必要となり
知的資産経営をベースにした事業経営の考え方が
今後は大事になってきます。

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5月 9th, 2017 yamasoken
中小企業庁が、「経営力向上計画」を薦めるようにように
なってきて、ようやく「知的資産」や「知的資産経営」に
目が向けられるようになりました。
3月末には、
「会社を未来につなげる10年先の会社を考えよう」
という冊子が中小企業庁からも発刊されて、
「知的資産経営」がより注目されるのが
2017年度ではないでしょうか。
知的資産経営を学ぶ上で、「知的」をビジネスで活用する
には、自社のことを企業や人に解りやすく伝える物に
することではないかと考えます。
知的とは、暗黙知を形式知にして伝えることができる
ようにする。
例えば、私は営業研修の講師をしていますが、
自分流の暗黙知の中での販売を実践して成果を出している。
暗黙知の営業戦略を立てて実行している。
暗黙知となっているノウハウを会社の部下や後輩に、
または、講師となって外部の人達へ指導する。
その際は、暗黙知となっているノウハウを形式知にする。
形式知にしていかないと、
次世代に、つなげられないと思います。
営業研修のプログラムを作成するにあたって、
学んで実践してきたことを暗黙知の域から
形式知に域にもってきました。
この形式知にしたものを
知的営業術として、指導していきます。

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5月 8th, 2017 yamasoken
今年も山口県内のアルクグループで開催された土佐フェアーに、
高知県より維新の仲間が来られました。
高知県には龍馬の如く、フットワーク良く行動する海援隊のような
組織、高知県地産地消外商公社があります。
その高知県地産地消外商公社の面々が長州入り。
早速、会いに行きました。
ゴールデンウィーク期間中にこの土佐フェアーが開催されており
高知県地産地消外商公社の面々と会うのは、今年で、4年目になりますか、、
長州-高知の絆は、より強くなっています。
来年、明治維新150年を迎えるにあたり、今年から色んな仕掛けをして
行きたいと粛々と進めています。
今年1月、薩長同盟の日に、福岡でイベントをした際には、
高知県地産地消外商公社にご協力をお願いして、食材の紹介や
高知家のPRツールを提供していただきました。
明治維新150年を迎えるにあたって、各地で様々なイベントが始まりますが、
イベントで終わらずに、
これを機にお互いの市場開拓・販路開拓・ビジネスパートナー開拓に
繋がる仕組みの構築も進めていきます。
なんだかワクワクする取り組みが始まろうとしています。

Posted in コラボレーションを創発する支援, 中村伸一所長のコラム
5月 7th, 2017 yamasoken
ゴールデンウィーク期間中の5月4日に
北九州市にある西日本総合展示場で、
「にっぽんの宝物2017」が開催されました。
6年前に山口市で私とアクティブラーニングの羽根拓也代表とで
立ち上げたコラボネットワークが起源となっており、
この取り組みが高知県へと繋がり、ここで飛躍的に発展しました。
私ももっと関わっていきたかったのですが、
山口県内での協力者(企業・自治体・商工団体・人)を開拓して
継続したことができずに、距離をおくことになりました。
それでも時々、高知県から仕事のオファーをいただいて、
高知県に伺っています。
今回、「にっぽんの宝物2017」で見事グランプリを獲られた
食べる豆乳「soy make」の豆匠庵さん。
昨年、ワクワクコラボレーション®ワークショップで高知市に
行った際に、参加された事業者さんでしたので、
とても嬉しかったです。
豆匠庵さんは、これから世界大会に挑まれます。

コラボネットワークは、にっぽんの宝物へと進み
ローカルから一気にグローバルな道筋を作られました。
私は当初からローカルtoローカルでの取り組みを目指しています。
そこに、「市場性」を組み込んで、その地域に合った市場創造を
コラボレーションによる活動としてこれからも進めていきます。
Posted in 中村伸一所長のコラム