4月 22nd, 2010 yamasoken
4月17日 第4回コラボ・ネットワークを開催しました。
今回のテーマは、
情報共有
自らの営業手法、販売手法を紹介しあって、お得情報を持ち帰ろうというもの。
こういうと、自分の秘密テクニックは教えられないと思う人もいますが、
思い切って公開することで、思わぬ反響があります。
反響というのは、仕事に結びつくということです。
私自身がその経験者です。
参加者は、9名。3名構成のグループを作り、ワークショップを行います。
海産物製造卸業、広告代理店、デザイナー、不動産鑑定士、家具・インテリア雑貨販売店、
介護施設経営者、起業準備者(おそうざい)、ファイナンシャルプランナー2名
会場は、山口市大内御堀にある明屋書店 MEGA大内店。
いつもとは、ちょっと雰囲気の違う会場にて行いました。
ちなみに、コラボ・ネットワークの立役者の一人 羽根拓也先生の書籍コーナーが
この明屋書店 MEGA大内店には、設置してあります。
まずは、恒例の自己PRタイム
差異+理解=価値
相手が話される内容が自分の持っているものと違えば、そこには差異が生まれ。
相手との差異を理解できれば、そこには価値が生まれます。
自己紹介の際には、この意識を持って自分のPRを行います。
たかが自己紹介と思ってはいけません。
ここには、商品の販売や、自社を知ってもらうための手法が隠されています。
ワークショップで体験した事を、会社に持って帰り実践する。
ここが大切なのです。
もうひとつ、この自己PRのプログラムには、フィードバックという手法も組み込まれています。
相手からのフィードバックされた情報を次に活かしてください。
いよいよ営業手法・販売手法の共有化。
参加者がこれまで行ってきた営業手法・販売手法を1枚のペーパーに書き出してもらいました。
そのペーパーに書いた事をグループ内で発表します。
ここで、私が営業活動をした際に、効果のあった方法を、皆様に公開しました。
私は、自分の営業手法を公開することによって、次へのステップにつながることを知っています。
だから出し惜しみしません。
今回も私の営業手法を公開したことによって、新しい仕事の話しが生まれました。
参加者にとっては、面白い手法を学べる。私にとっては、新しいものが創造できる。
これこそ、授受の法則なのです。
グループ内で発表した営業手法・販売手法で興味を持ったものに対して、一歩踏み込んで
発表者に質問します。
自分の仕事に役立つ手法を手にいれましたでしょうか。
参加者の感想
・今回もいろいろな話が聞けたのでよかったです。(M・U様)
・楽しかった。
・異業種の方と意見交換ができ、新たな気づき等、刺激を受けることができました。(H・S様)
・今回で4回目ですが、新たな気づきがありました。(M・U様)
・伝えようという思いが強いと思ったように相手に伝わらないといった事(上津原 章様)
・内容はわかるが、現実に落とし込み、実行するのは難しい。(M・T様)
・自分の頭の中が、言葉になって助かりました。(三輪 淳一様)
次回は、5月22日 顧客・販路共有編です。
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4月 22nd, 2010 yamasoken
4月14日、(株)山口コミュニケーション様と共同で顧客共有化戦略セミナーを開催しました。
会場は、明屋書店 MEGA大内店。共有ポイントカードであるブルーカードの加盟店です。
さて、今回は、5社6名の参加がありました。
前回の本セミナーでは、
1社が顧客共有化戦略での販促に取組み、自社主催の展示会で
過去最高(山口県内)の売上げを達成されました。
まずは、やまぐち総合研究所有限会社の所長 中村伸一より、顧客共有化戦略についてのレクチャーです。
顧客共有化戦略の一番のポイントは、セグメント(客層)を分析しての販促手法に取り組むこと。
ここには、セグメント展開では、無差別型マーケティング、差別型マーケティング、差別型集中マーケティングが
考えられます。しかしながら、今の消費者は、生活が多様化しているため、もう一歩踏み込んだセグメントが必要です。
それが、パーソナルマーケティング、そしてコミュニティマーケティングなのです。
事例を踏まえながらご説明しました。
そして、顧客共有化戦略の重要なツールである共有ポイントシステムの解説に入りました。
私は、20年前にガソリンスタンド用POSシステムの営業をしており、POSシステムと連動した顧客カード戦略についても
かなり勉強しました。
20年経ち、既に事業者単体が行うハウスカード(自社カード)では、顧客開拓が難しくなっています。
それは、なぜなのか。
このセミナーは、ハウスカード(自社カード)ではこれからの事業活動を支えられないことを知ってもらう意味がありました。
そこで、ハウスカードと共通ポイントカードのメリット、デメリットについて解説しました。
共有ポイントカードは、消費者購買行動のインフラだと私は考えています。
消費者購買行動のインフラである共通ポイントカードを採用される事業者は、これから益々増えてくるでしょう。
ここで考えないといけないのが、市場に出回っている共通ポイントカードは、大手企業しか加盟できない事。
地方の企業が加盟店なるのは、非常に難しい。
そこで、弊社が連携して取組みをスタートさせたのが、(株)山口コミュニケーションズのブルーカードでの顧客共有化戦略なのです。
ここで、説明者が(株)山口コミュニケーションズの吉田取締役に変わります。
カードでポイントが循環する説明から始まりました。
そして、ブルーカードの一番のウリであるポイントがブルカという商品券に変わり、消費者がブルーカード加盟店であればどこでも
買い物ができること。
そして、消費者の趣味、趣向、専門性、こだわりに着目した販促ができることにあります。
ブルーカードについては、会場から多くの質問が寄せられ、気づくと終了時間を30分オーバーしていました。
終了後、ブルーカード加盟店に申し込みたいという企業がありました。
2日後、(株)山口コミュニケーションズと契約を交わされ、
1社3店舗での顧客共有化戦略がスタートします。
5月には、顧客共有化戦略での販促活動がスタートする予定。
どのような成果があらわれるか楽しみです。
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4月 22nd, 2010 yamasoken
プロローグ 「クロスメディアとは」
やまぐち総合研究所有限会社 取締役所長 中村伸一
2月に開催したデジ・プロフォーラム パート1の振り返りからスタート。
兄弟デュオSORGENTIのプロモーション展開からメディア戦略をまとめて説明。
メディア戦略から生まれた芸能人を採用したモバイル通販サイトの現状を説明。
山口宇部経済新聞の活用方法を紹介。コラボレーションに話題は、記事として掲載しやすいなどを報告した。
クロスメディアを理解していただくために、前回同様に、消費者の生活スタイルが多様化しているために、
どのような情報媒体を消費者が利用しているのか。消費者は、一つの情報媒体を利用しているわけではなく、
多くの情報媒体から情報を入手している。情報媒体に導線を結ぶことが大切で、導線が通る媒体に、伝えたい
事を伝える仕掛けが必要となる。また、情報発信を行う消費者も多くいることから、情報が集まるコミュニティ
をチェックしておく必要がある。ことを説明。
そして、12年前に山口県でメディアミックスとして展開したy-wave.comを事例紹介してマスメディアでのプロモーションを説明する。
前回同様にデジ・プロフォーラムにて、クロスメディアを上手く利用してのプロモーションを行う事業者に講演をいただく、是非、プロモーションのヒントを持って帰ってほしい。
1.株式会社イーハイブ 取締役 平井 良明氏
① マスメディアからパーソナルメディアへ
テレビ、ラジオ、紙媒体といいた大衆への告知が、ブログ、SNS、ツイッターといったパーソナルメディアの活用に移ってきている。
② 情報の流れを意識することが大切。
情報発信は、情報の流れを意識してビジネスにどのように役立つようにするのかを考えておく事が必要。
消費者の行動は、マスメディア→インターネット(ホームページ、ブログ等)→購買(ネット、
店舗)これは、消費者が商品名、会社名(店舗名)がわかっているからの行動。
③ ブログの活用
更新のしやすさ、テキストが使える(検索にかかりやすい)、サイトマップ(検索対策)、データベース化。CGM効果(口コミ効果)が期待できる。
④ 事例紹介
看板店でのブログを活用したPR(実績紹介で受注に結びつける)
お醤油さんの事例(商品やレシピなど、コンテンツごとにブログを公開)
エステサロンの事例(大分県中津にあるお店、大半は、周辺の別府市や大分市からのお客様
ブログにお客様の声をいれることによって来客動機を促す)
⑥ 福岡SHOPブログの紹介
地域に密着した情報発信とメディアとのリンクが大切
2.株式会社 フォア ザ グラウンド 藤久保 元希氏
① 福岡での成功事例
クロスメディアのキーワードは、動かす情報発信。これは、平井氏も繰り返し言われていたように重要なことである。
・事例: いり江香豊園
特に広告を出しているわけでもないので、全国からの問い合わせがあり、新規のお客も増えている。なぜ、そのような現象が起きているか?
それは、パーソナルメディアのツイッターを上手く活用しているからである。
ツイッターマーケティングのポイントは、誰をフォローするのか?何を発信するのかである。
展開する戦術は、1.既存客、2.ライバル、3.店舗周辺、4.見込客
これらを、ツイッターの機能を活かして攻略した。
・事例: 日本洗浄士協会
10社の専門家(ハウスクリーニング、時計洗浄、お墓クリーニング等)にて組織化。
コラボレーションで展開するプロジェクトは、マスコミに話題となり、テレビ、新聞で取り
上げられる。費用のかからない宣伝効果。そして、ブログでの情報発信もかかさず行っているので話題性も継続している。
第二部 パネルディスカッション
1. 自己紹介タイム
コメンテータをつとめる、やまぐち総合研究所の中村伸一氏の音頭で参加者同士の自己紹介タイム。
自己紹介ではなく、自己PRをしましょう。
人が集まる場であるフォーラムも、人と出会う場であり、その人の事を良く知る場でもあるので、クロスメディア戦略の中では重要なメディアになります。
2.福岡市の地域ポータルサイトの状況は、
福岡でも盛ん。地域ポータルの最初の意図は、企業が展開するWebサイトに地域の方々が参加して、広告効果が見込める事であった。
しかしながら、地域ポータルの乱立、そして、意味のないホームページやブログの集まりになってしまい、企業側の考える価値は期待できなくなったこともあり、成功事例として
はあまり存在していない状況だと思われる。
・株式会社イーハイブさんが運営する福岡SHOP情報局について
講演の中で、アンテナSHOPとして利用が可能であるという話であったが、山口の
事業者が利用してもいいのか。
山口の事業者も利用可能。山口から博多に進出する際に、マーケティングに利用すると良い。
3.勉強会での集客で成果を出している方法を
100名集まったセミナーは、IPHONEの解説書を書いている方が講師をされた。著名な講師であったので、ツイッターでの反応も良くて集客ができた。つぎのイベントでは、40名程度。提供するコンテツによって、パーソナルメディアでの反応も変わる。
4.ツイッターについて
ツイッターは、瞬発力がいるのではないか。
ツイッターは、流れる情報。書いた事は気にしない。
思いついたら書くだけでいいと解釈している。しかし、書き込むことで、波紋が広がるように話題に火がつくこともある。そこが、面白いところである。
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4月 22nd, 2010 yamasoken
2010年2月17日にデジ・プロフォーラムパート1を開催しました。
今回のテーマは、クロスメディア。
プロローグ 「クロスメディアとは」
やまぐち総合研究所有限会社 取締役所長 中村伸一
消費者に伝えたいことを届ける。
消費者の生活スタイルが多様化しているために、どのような情報媒体を消費者が 利用しているのか。消費者は、一つの情報媒体を利用しているわけではなく、多くの情報媒体から情報を入手している。情報媒体に導線を結ぶことが大切で、導線が通る媒体に、伝えたい事を伝える仕掛けが必要となる。また、情報発信を行う消費者も多くいることから、情報が集まるコミュニティをチェックしておく必要がある。
今回のデジ・プロフォーラムにて、クロスメディアを上手く利用してのプロモーションを行う事業者に講演をいただく、是非、プロモーションのヒントを持って帰ってほしい。
1.株式会社赤兎馬 取締役 真部 尚志氏による講演
① クロスメディアの有名な事例として全国で展開された社団法人中央酪農会議「牛乳に相談だ」
のメディア戦略の紹介
② 兄弟デュオSORGENTIのプロモーション展開からメディア戦略
株式会社赤兎馬が得意とするモバイルコンテツを活用したプロモーションをご紹介。
③ モバイルコンテツで山口県の商材を全国に
現在、モバイルコンテツでのECサイトの開発を行っている。芸能人を活用した地域商材の販売事業を準備中。
2.株式会社ネットウェイズ 代表取締役 田辺 久豊氏による講演
① 株式会社ネットウェイズの紹介
② 株式会社ネットウェイズが展開している山口宇部経済新聞について
昨年8月から山口宇部経済新聞の運営を始めた。
ニュースソースは、宇部市、小野田市、山口市を中心に防府市、美祢市、長門市からの話題も
掲載している。
山口宇部経済新聞の魅力は、掲載された記事は、そのままyahooの地域ニュースに掲載される。
そのため掲載されたニュース元である事業者のホームページのアクセスが増える事である。
ニュースソースを提供された事業者からは喜びの声を聞く事が多い。
山口県のローカルの話題が、全国に配信されるので、山口県から全国に向けたプロモーションを考える企業にとっては、効果の高いプロモーションツールと考えられる。
第二部 パネルディスカッション
1. 自己紹介タイム
コメンテータをつとめる、やまぐち総合研究所の中村伸一氏の音頭で参加者同士の自己紹介タイム。
自己紹介ではなく、自己PRをしましょう。
人が集まる場であるフォーラムも、人と出会う場であり、その人の事を良く知る場でもあるので、クロスメディア戦略の中では重要なメディアになります。
2.東京と山口でのプロモーションに違いは?
・第一にお金の流れが違う。
・人との出会いの数が違う。
・人との繋がりが違う。
食事に行った隣の席の人が、某テレビ番組の制作会社のプロデューサーだった。
奥さんが山口県の人で、山口県が縁を取り持って良い人脈ができた。
山口県出身者には、有名な番組のプロデューサーをしている人も多くいる。
3. プロモーションには、資金がかかる。現場レベルから上司を説得させるにはどうしたらいいのか
実績が説得する材料になるので、低予算でできることを実践している。
経営者としては、数字に結びつくのなら、理解してもらいやすくなる。
4.メディアに取り上げてもらう方法は
山口宇部経済新聞への掲載基準は、面白い内容であること。そして、役に立つ情報であること。
現在は、田辺久豊氏の判断でニュースソースを決めている。
また、事業者同士の連携による取組みは掲載しやすい。
コラボレーションを展開されるといいのでは。
以上にて、フォーラムが終了しました。
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