宇部商工会議所主催 短期宇部起業塾開催レポート
4月 7th, 2011 yamasokenコラボセミナーとして開催
宇部商工会議所主催の2日間の短期起業塾にて講師をつとめました。
初日は、9:00~16:00までの丸1日のセミナーです。
そして、あの過激なコンサルタントとして有名な「九州ベンチャー大学」の
栢野克己氏とのコラボセミナーでした。
受講者は、30名強。ほぼ定員。モチベーションの高い起業家、起業準備中の方が集まりました。
午前の部は、私、やまぐち総合研究所の中村伸一が3時間講師をつとめさせていただきました。
パート1は、
「起業の心得とヒント」と題して、90分間、お話ししました。
まずは、私のセミナーで恒例の「この3人」の共通点は?
と、いうことでアイスブレイクです。
そして、本題の「起業の心得とヒント」です。
私は、これまで創業支援の仕事を8年間やっています。
5年間は、山口市役所より委託を受けた山口市産業コーディネータの仕事で創業支援を
4年間は、山口商工会議所の窓口相談所で創業相談を
2年間は、宇部商工会議所の窓口相談所で創業相談を
3年間は、宇部商工会議所主催の起業塾の講師を
3年間は、やまぐち産業振興財団(山口県)から委託を受けたインキュベーションマネージャーを
2年間は、経済産業省のベンチャー企業創出事業ドリームゲートで中国地区サポーターを
つとめてきました。(8年の間に重複して従事しています。)
8年間で延べ400名の起業家に、述べ3500案件位の相談に対応しています。
この相談案件で対応した事をまとめたものが、この「起業の心得とヒント」です。
そして私自身は、2度の起業を経験しています。この講座は、「起業の心得とヒント」を
教材として話を進めていきますが、私の実体験を盛り込んでいますので受講者には、
ビシビシと伝わります。
夢や目標、失敗と成功、挫折と苦悩など、実体験を話しました。
受講者アンケートによると、
特に、「借脳による起業」、「起業前に行うプロモーション」、「最悪のシナリオを用意しておく」という内容に興味を持たれたようでした。
パート2は、マーケティングについて
これも私が得意な分野。
今回は、マーケティングの基本について。
マーケティングについて、ただ話しても難しいだけ。
だからワークショップも取り入れています。
マーケティングで取り上げられる内容にマーケティングMIXがあります。
マーケティングMIXを少しでも理解してもらうために
「茶のしずく石鹸」を題材にワークショップを展開。
自分達が知っている事を出し合うことで、理解も深まります。
合わせて、ターゲットについてもレクチャー。
今は、ターゲットを設定する事が大切です。客層にしろ地域にしろ。
と、進行していくと、あっという間の180分でした。
午後の部は
栢野克己さんの講演。
私も受講者として講演を受けました。
私の感想は、
マズローの法則は共感しました。私自身、このような体験があるからです。
私の最初の起業は共同経営で、最初の頃は、自分がやりたかった事ができる、足らない部分は補い合えるという事で非常に良い感じでした。2年後に私が代表になると皆の為に仕事をつくるんだという気持ちと社内の和を考え過ぎて、自分自身が日々壊れていったように思います。まずは、自己欲を満たしてからでないと、皆の為には動けないと思いました。この時期、自己欲を満たす十分な事をしていなかったと思います。時間が短かすぎました。こんな日々が続き、会社で倒れ、救急車で運ばれる中、かすかにある意識の中で回想している内に、「自分らしく生きる」という事に目覚めて、2年後、今の会社を設立したのです。
夢×戦略×情熱も共感ですし、アナログ×デジタルな手法も共感しています。
2月23日 2日目
まずは、アイスブレイク。隣の方とペアになってもらい、共通点を出し合うゲームです。
優勝者には、「起業帖」を進呈しました。
(これは、山口市商工振興課が出版した冊子です。私が5年間山口市産業コーディネータとして活動した際の起業ノウハウを産業コーディネーターのスタッフとともに編集しました。)
今回は、事業計画の作成方法
3時間で事業計画を作成し完成させるのは不可能です。
今回のこの事業は、受講者から希望があればフォローとして個別相談があるので
事業計画作成の指導は、個別相談の中でマンツーマンで行う事にしました。
事業計画については、テキストを利用して説明しました。
ポイントは、差別化と毎月のランニングコストを把握すること。
ここからが、私がもっとも得意としている講座です。
それは、コラボレーションとPRです。
ワークショップをここでも展開。
受講者にPR手法を伝授して、コラボレーションを起こしていこうというものです。
コラボレーションを行うには、相互理解が大切。
これを私が持つ手法で、指導していきました。
この起業塾からもコラボが生まれていくでしょう。
(この記事は、起業塾から約2ヶ月が経過して書いていますが、受講者同士のコラボが生まれています。)
最後は、私がこれまでに指導した起業家の事例紹介。
・うさぎ専門店 (皆さん興味津津)
・オーガニック野菜販売店
・高級雑貨店
・イタリアンレストラン
事例紹介したのち、受講者は各々のお店を訪問したようです。
これで2日間の短期起業塾は終了。
起業塾が終了後に8件の個別相談にも対応しました。
この起業塾を通して、どれだけの起業家が生まれてくるか。
私も起業家の一人。起業家仲間が増えてくることを期待しています。

配布された資料類
第1部は、異業種交配のプログラムを運用してスタート。
異業種交配を行う上で大切なのが、自社(自分)のビジネスリソース(経営資源)に気づくこと。そこで、参加者各々のビジネスリソースをワークシートに記入していきました。
10分という短い時間での書き出しですが、皆さん集中して作業をしていました。
ビジネスリソースシートを完成させ、いよいよ自社(自己)PRタイムに突入しました。
4名のグループが各々PRを行います。
ここでのテーマは、コラボレーションが起きるような自己紹介をすること。コラボレーションを生み出すには、相手に興味をもってもらえるように伝えることがポイントです。
自社(自己)PRが終了した際には、どの人とコラボレーションをしたいのかグループ内で選び合いました。そして、なぜその人を選んだのかフィードバックを実施しました。
次回、このような機会があれば、このPR方法を思い出して実践してもらえるといいです。
ビジネスリソースを公開し共有化するワークショップが終了すると、
次に、そのビジネスリースから販促を共有するワークショップを展開。
販促における異業種交配を行うためには、参加者に一定の思考を持ってもらう必要があります。そのため、マーケティングにおいて参加者全員が意識共有する全体ワークショップを実施。
題材として「茶のしずく石鹸」を使い、マーケティングMIXの理解と意識共有をはかりました。
「茶のしずく石鹸」での全体ワークショップが終了すると、マーケティングMIXを自社にあてはめ、自社のマーケティングMIXシートを作成します。
ここから5分間で、自社のマーケティングMIXシートの作成。先ほどのビジネスリソースの書き出しと同様に参加者は集中して取り組みました。
マーケティングMIXシートが完成したら、グループ内で自社のマーケティングMIXを発表していきます。一人2分間なので、整理して発表しないと時間オーバーです。
他社が発表されたマーケティングMIXを異業種交配シートに転記していきます。
そして、グループ内の皆さんが全員発表されたところで、グループ内でコラボレーションできないか検討します。
その後、グループ内でのフリーディスカッション。
やりたい事を出し合えば、コラボが生まれること大なのです。
コラボの話題の次に盛り上がったのが、ipadでの農業IT化でした。