知的資産と知的財産
クールジャパン、成長戦略において「知的財産・・・知財」という名称が良く出て来ます。
ビジネス界では「知的財産」は、かなり浸透してきました。
ここで取り上げたいのは、「知的資産」。
セミナー等でお話しすると紛らわしいこともあって、大半の方が「知的資産」と「知的財産」を勘違いされていますので、ここで整理しておきます。
まずは、知的財産
人の精神的な創造行動から生まれた創作物や、営業上の信用を表した標識などの経済的な価値を有したモノの総称。これを守る法制度上の権利としては著作権、特許権、意匠権、商標権などがある。また、広義ではインターネットのドメイン名、肖像権、著名標識、営業秘密なども含まれます。
つぎに知的資産
人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランド等の目に見えない資産のことで、企業の競争力の源泉となるものです。これは、特許やノウハウなどの「知的財産」だけではなく、組織や人材、ネットワークなどの企業の強みとなる資産を総称する幅広い考え方であることに注意が必要です。さらに、このような企業に固有の知的資産を認識し、有効に組み合わせて活用していくことを通じて収益につなげる経営を「知的資産経営」と呼びます。
私も平成19年に知的財産権である「商標」を取得しています。
創業理念としてこの「人脈開放宣言」を謳っています。