やま総研の2017年を表す1文字は「故」です。
毎年発表している「やまぐち総合研究所」の今年を表す一文字ですが、
2017年は、「故」になりました。
私が好きな四文字熟語で「温故知新」があります。
そして、事業創造の仕事を始めた10年前からは、「温故創新」を好んで使ってきました。
今年は特に、古いもの、もとからあるものに触れる機会が多く。
そこから新たな事業創造に結びつけてきました。
また、以前勤めていた会社の人達や、PanasonicのDNAを持った人達との交流が生まれたり
当時の取引先との御縁が復活した年でもありました。
そういった自らが持つリソース(資源)に気づくとともに、再活用した年でもありました。
特に営業や販促、マーケティングに故き知恵を今風にアレンジして差異のあるノウハウとしました。
まさに「不易流行」とも言えます。
今後、働き方改革や生産性向上において、このような取り組みが活発になると考えています。
「故郷」という視点で、山口県の地域資源の掘り起こしをしてきた1年でもあり、
視点をグローバルに切り替えると、日本を「故郷」と考え、香港から「故郷」を見る機会にもなりました。
もう一つ「故」の意味にある「理由」にも拘った年でもありました。
・ヒット商品になった理由
・上手く行った理由
・上手く行かなかった理由
・連携できた理由
・購入に繋がる理由
等々。
理由を追及することで、新たなアイデアも生まれてきた年でした。
「故」から得た新たなリソースで、2018年も新たな事業創造を支援し、自らも起こしていきます。