私の起業支援は山口市産業コーディネータマネージャーをつとめることになったのが最初というのは前回書きました。
5年半この事業に携わり起業家を生み出してきました。
山口市より起業家が多く生まれてきた理由はここにあります。
山口市には起業家の支援を補助金で行う制度も生まれました。
改善見直しを繰り返しながらも現在も続いています。
起業化支援補助金という制度です。
これは、①事業所開設補助 ②販売促進費補助 ③通信費補助 ④産業財産権出願補助 ⑤法人化申請費補助 ⑥出資受入支援費補助
⑦情報文化拠点地域家賃補助 ⑧ビジネス交流拠点地域家賃補助
といった内容です。
これまでに対象エリアや対象業種、補助額の見直しが実施されてきましたが、起業する方にとっては他市にはあまりない制度です。
この起業化支援補助金が生まれるにあたり、私がアドバイスしています。
私がベンチャー企業の創業に参画した際の経験を元に、もっと起業家が活用できるようにしたのもがこの補助金の内容です。
私がベンチャー企業の創業に参画した時にも、国や県が補助金制度を持っていましたが、ハードルが高くて、到底、創業間もない会社が利用できるものではありませんでした。
準備する資料も複雑で難しい、そして審査も厳しい。
そこで、補助金は少なくてもいいから、起業者向けにはハードルを低くして準備するものを簡素化したものにしようと提案したわけです。
そして、起業家の視点で補助項目を絞り上記のような項目になりました。
実際に利用される方は、①、②、③が多いようでした。
産業コーディネーターに就任してからは、起業化支援補助金制度を利用したい事業者の事業計画作成指導を行ってきました。
創業計画をびっしり作成されている事業者はいいのですが、大半の相談者は、創業計画を作成していません。もちろん作成した経験も持っていません。
ですので、補助金申請の支援をするというよりも創業計画の作成支援してきたわけです。
お蔭で5年間で500件を越える創業計画を見る事ができました。
創業支援をする中で、その方の強み、その企業の強み、その事業の強みを見出すわけですが、これがなかなか面白い訳です。
誰かがそれは、「貴方の強み」ですねと、言わない限りは大半の方は気づきません。
客観的な視点といいましょうか、他人から教わることが多い訳で、産業コーディネーターでの起業支援は、この客観的な立場で指導する事に徹してました。
感情移入すると客観的な発言ができなくなりますからね。
起業家に好評だった山口市産業コーディネータ事業ですが終了する1年前に、起業支援で得たノウハウを本にしようという事になりました。
起業支援のノウハウは私の知的資産ではありますが、山口市産業コーディネーターの設置元である山口市の知的資産でもあります。
今後、山口市で起業を目指す人のために、起業ノウハウを公開するのもやぶさかではありません。
そこで、「起業帖」という山口市発行の冊子が生まれました。
僕も執筆をしていますが、どちらかというと監修という立場でこの冊子の作成に携わりました。
この「起業帖」はとても評判が良くて、多くの市民に行き渡りました。
昨年、県内の商工会議所が起業関係の冊子を発行していますが、この「起業帖」を参考にして作成したというところが多かったようです。
私の起業支援は山口市産業コーディネータマネージャーをつとめることになったのが最初というのは前回書きました。
5年半この事業に携わり起業家を生み出してきました。 山口市より起業家が多く生まれてきた理由はここにあります。
山口市では起業家の支援を補助金で行う制度も生まれました。 改善見直しを繰り返しながらも現在も続いています。 それは起業化支援補助金という制度です。
これは、①事業所開設補助 ②販売促進費補助 ③通信費補助 ④産業財産権出願補助 ⑤法人化申請費補助 ⑥出資受入支援費補助 ⑦情報文化拠点地域家賃補助 ⑧ビジネス交流拠点地域家賃補助 といった内容です。 これまでに対象エリアや対象業種、補助額の見直しが実施されてきました。当時、他市にはあまりない制度でしたので他市の起業準備中の方からも私に相談が来ていました。
この起業化支援補助金が生まれるにあたり、私がアドバイスしています。
私がベンチャー企業の創業に参画した際の経験を元に、もっと起業家が活用できるようにしたものがこの補助金です。 私がベンチャー企業の創業に参画した時にも、国や県が補助金制度を持っていましたが、ハードルが高くて、到底、創業間もない会社が利用できるものではありませんでした。
準備する資料も複雑で難しい、そして審査も厳しい。 そこで、補助金は少なくてもいいから、起業者向けにはハードルを低くして準備するものを簡素化したものにしようと提案したわけです。 そして、起業家の視点で補助項目を絞り上記のような項目になりました。 実際に利用される方は、①、②、③が多いようでした。
産業コーディネーターに就任してからは、起業化支援補助金制度を利用したい事業者の事業計画作成指導を行ってきました。 創業計画をびっしり作成されている事業者はいいのですが、大半の相談者は、創業計画を作成していません。もちろん作成した経験も持っていません。 ですので、補助金申請の支援をするというよりも創業計画の作成支援してきたわけです。
お蔭で5年間で500件を越える創業計画を見る事ができました。 創業支援をする中で、その方の強み、その企業の強み、その事業の強みを見出すわけですが、これがなかなか面白い訳です。 誰かがそれは、「貴方の強み」ですねと、言わない限りは大半の方は気づきません。 客観的な視点といいましょうか、他人から教わることが多い訳で、産業コーディネーターでの起業支援は、この客観的な立場で指導する事に徹してました。
感情移入すると客観的な発言ができなくなりますからね。 起業家に好評だった山口市産業コーディネータ事業ですが、残念ながら5年6ヶ月で終了することになりました。終了の1年前に、起業支援で得たノウハウを本にしようという事になりました。 起業支援のノウハウは私の知的資産ではありますが、山口市産業コーディネーターの設置元である山口市の知的資産でもあります。
今後、山口市で起業を目指す人のために、起業ノウハウを公開するのもやぶさかではありません。 そこで、「起業帖」という山口市発行の冊子が生まれました。 僕も執筆をしていますが、どちらかというと監修という立場でこの冊子の作成に携わりました。 この「起業帖」はとても評判が良くて、多くの感想もいただきました。 昨年、県内の商工会議所が起業関係の冊子を発行していますが、この「起業帖」を参考にして作成したというところが多かったようです。
私が起業支援を始めて5年間の起業ノウハウがここに詰まっています。
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on 土曜日, 8月 25th, 2012 at 4:43 PM and is filed under 起業支援.