4月 18th, 2017 yamasoken
いまやコラボレーションは、企業における事業戦略と
言って過言ではありません。
私がコラボレーションを事業戦略のコンサルタントとして
活動を始めたのは、今から9年前の2008年になります。
活動を切っ掛けは、自分の新たな
コンサルティングスタイルを模索して、
ユニクロのコラボ戦略を知った時でした。
ベンチャー企業時代に、ユニクロの仕事をしていた こともあり、
研究するにも振り返りやすかったこともあります。
コラボ・コンサルタントとして活動を始めた時、
著名なコンサルタントが行なっていた公開チャットに、
「コラボレーションは、事業に有効でしょうか?」
と、書き込んだところ、
「無い」
と、即、返答がありました。
これも切っ掛けとなり、
見返してやろうと火がついて、
今に至っています。
そういえば、この方は
私以上にコラボセミナーをよくやっています。
しかしながらこの頃(2009年)は、プロモーションで
コラボレーションを打ち出している企業はありませんでした。
あれから9年が経ち、コラボレーションは、
企業の規模を問わず、事業者同士で取り組まれています。
貴方の事業を成長させたいなら
コラボレーション戦略を経営に組み込みましょう。
Posted in コラボレーションを創発する支援, 中村伸一所長のコラム
4月 7th, 2017 yamasoken
サードプレイスってご存じですか?
「心のよりどころとして集う場所」
本来は、そのような意味になります。
ファーストプレイスは、「家庭」
セカンドプレイスは、「職場」
家庭も職場も、
ゆっくりと考える「場」にならなくて
サードプレイスを持つ人が増えています。
スターバックスやTullY’sもサードプレイス
として利用されます。
私が住む山口市には、スターバックスが無い
(夏か秋頃オープン予定)ので、
ちょうど、自宅と職場の間にあるTullY’sを
サードプレイスとして利用しています。
サードプレイスと言っても、
ビジネス的な思考の場になっている感じですが、
ビジネスモデルを描く仕事をするには、
とても良い環境です。
仕事に結びつけると、
「心のよりどころとして集う場所」
では、なくなるのですが、
私にはマッチした「場」です。
ここで沸いてくる
感性からの思考法が「差」のある
事業アイデアになっています。
コンサルの仕事もしているので
コンサルアイデアにもなっています。
ゆっくりと考える「場」
カフェだけではないです。
最近、増えているコワーキングスペースも
サードプレイスと言っていいでしょう。
私が週一で勤務する
防府市創業支援センターにある
スタートアップスペースを
サードプレイスとして利用される方もいます。
一人で黙々と仕事をする人もあれば、
利用する人と会話を楽しむ、
スタッフからアドバイスを受ける
そんな中から、アイデアや改善案が生まれる
環境を変えて考えると
色んなアイデアが生まれてくる。
それが、サードプレイスなのです。
Posted in 中村伸一所長のコラム
12月 29th, 2016 yamasoken
今年は、事業デザイナーとして、自治体の事業、民間企業の事業で
仕事をさせていただきました。
・創業分野では、防府市創業支援センターでは、創業者そして事業家の支援
・農業分野では、やまぐち6次産業化・農商工連携人材育成事業での
講師と研修構成のアドバイザー
・人材育成分野では、高校生やまぐち創生チャレンジ事業でのアドバイザー
・事業創造分野では、山口市イノベーションアドバイザーとして事業支援
・市場創造分野では、民間の賛同者とともに福岡ー山口間のビジネスモデル構築
主に5つの分野に入り込んで、事業をデザインするとともに、構築とプロモーションをしてきました。
5つの分野に共通することは、
・イノベーションとリノベーションが必要
・事業創造のためのデザイン力が必要
・次世代の人材を育成していくという熱い想いが必要
この3つです。
3つを私の事業の軸としてぶらさないように活動してきました。
一年経ってみると、それぞれに成果も生まれました。
また来年、再来年へとつながっていきます。
2017年早々に始めていく事業は、皆様の事業にビジネスチャンスと
ヒントと戦略を提供できるものだと想い、準備をしています。
ここで大事なことは、自らがリーダーとなって率先して行う事業もありますが、巻き込まれることで、自分自身、そして自分の事業が急成長するということがあります。
来年は、参加という行動を起こして、自らの事業を輝かせていきましょう!!
Posted in お知らせ, 中村伸一所長のコラム
9月 8th, 2016 yamasoken
昨年度、好評を得た「ビジネス交配会」を再び開催します!
新商品・新サービスを創造する、異業種が出会い、コラボが生まれる、【魔法のワークショップ】
山口を拠点に企業研修やビジネスマッチング支援を手掛けるコンサルタントの中村伸一さん(やまぐち総合研究所所長)を講師に迎え、異業種のコラボレーションを目的としたビジネスマッチングセミナーを行います。
<ポイント>
・経営資源の棚卸しで、自分の強み・自社の強みを再発見!
・アクティブラーニングを経験してプレゼンが上達する!
・異業種と出会い、コラボで新商品・新サービスが生まれる!
セミナー終了後は、参加者同士の懇親会も予定しています。
参加費:無料
定員 :20名
お申し込みはこちらからお願いいたします。
https://ssl.kokucheese.com/event/entry/423416/
Posted in お知らせ, コラボレーションを創発する支援
7月 3rd, 2016 yamasoken
地方創生の施策が始まるに当たって、ローカルイノベーションが
大きなキーワードです。
そんな中、昨晩、ローカルイノベーションを実行するために、
通訳案内士の宮本さん、そして、スタートアップの講演を終えた藤見さんが合流して、 泰人で作戦会議。
ローカルイノベーション
ローカルイノベーションは、地域資源の強化をはかり、新しい市場を創ることがあります。
県外、首都圏、海外、、、、、
そこには、その市場を得意としている専門家もいます。
そして、新たに専門家としてチャレンジする人もいます。
そのような人達とネットワークを組んで事業展開していくことが
ローカルイノベーションに繋がります。
山口県をローカルイノベーションの先進地としていきます。
ローカルイノベーション
Posted in 中村伸一所長のコラム
7月 1st, 2016 yamasoken
山口市の地方創生への取組みが、6月30日に発表されました。
地域の活性化や地域課題の解決に向けて取り組まれる地方創生に資する新たな事業活動を応援するために施行された「平成28年度 山口市ふるさと創生推進事業補助金」です。
よくある自治体が施行する補助金とは違い特色があります。
この制度では、基本補助金に加えて、ふるさと納税制度を組み入れた寄附型クラウドファンディングの活用により集まった寄附金を基準に、寄附者の意思を反映した応援補助金を事業者に交付いたします。
基本補助金×寄付型クラウドファンティング×ふる里納税制度
で構成された全国でも珍しい制度になります。
ただ、新しい事業なので、リンク先の文面と資料ではわかりにくいかもしれません。
そこで、「山口市ふるさと創生推進事業補助金制度」の募集説明会が7月6日に開催されます。
詳細↓↓↓
http://www.city.yamaguchi.lg.jp/cms-syph…/…/info/detail.jsp…
「山口市ふるさと創生推進事業補助金制度」にご興味、ご関心を持たれた方は、説明会にご参加ください。
中村伸一所長は、イノベーションアドバイザーとして、この事業運営のアドバイスをしていきます。
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6月 30th, 2016 yamasoken
「なぜ、コラボを生み出すことを仕事にしているのですか?」
最近、よく聴かれます。
もちろん趣味ではありません。そしてボランティアだとも思っていません。
一言でいえば「たくさんの事業を創造していきたいからです。」
創業、6次産業化、農商工連携、市場開拓、人材育成、そして地方の活性化。
すべて事業です。小さな事業、大がかりな事業。事業規模を問わず、事業が多く生まれると、
人が動き、物が動き、情報が動き、お金が動き、世の中が動いていきます。
ここに「活気」が生まれてくるのです。
地域が活性化するには、事業が多く生まれることだと、これまでの活動から実感しています。
また、会社も然りです。
成長している会社、元気のいい会社。これらには、共通する特徴があります。
それは、新規事業に取り組んでいる。
事業創造、事業改善を含めてプロジェクトが多々生まれて
いる。
これらに対応するプロジェクトチームが動いていることが
あります。
今から17年前に急成長中のユニクロのITコンサルティングを僕達の会社がしていた時、
まさしく事業創造と改善のチームが続々と生まれ、活発に動いているのを目のあたりにしました。
企業研修や職員研修のご依頼をいただいて、研修の講師をする機会が増えています。
研修先で実感するのは、事業やプロジェクトが生まれ、そこで活動する社員・職員が一番成長します。これが一番の人材育成方法だと考えています。
地域においても、社会の課題に挑み、課題を事業化して取り組む人達が増えれば、地域で事業が多く生まれ、地域は間違いなく活性化します。
しかしながら、人が集まる「場」がなければ、事業も生まれていきません。
そこで、この「場」を創ることが必要だと考えて、8年前からコラボレーションで事業を生み出す「場」の提供を始めました。
ビジネスパートナーと「場」を創ったり、自治体と共に「場」を創ったりしています。
この「場」に参加された方々も累計で4000人を越えました。
そして、この「場」から多くの事業が生まれています。
また事業を生み出す人材も生まれています。
もっと多くの地域、そして企業で「事業」を生み出していきたい。
それが、僕がコラボを生み出すことを仕事にしている理由です。
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6月 6th, 2016 yamasoken
まち・ひと・しごと創生基本方針2016が6月2日に閣議決定されました。
そして概要がネットでも公開されています。
各分野の政策の推進にある
1.地方にしごとをつくり、安心して働けるようにする(ローカ
ル・アベノミクスの実現)
①地方と世界をつなぐローカル・ブランディング
②ローカル・イノベーションによる地方の良質な「しごと」の創出
③ローカル・サービス生産性向上
④地方の先駆的・主体的な取組を先導する人材育成
⑤「創り手」となる組織づくりの支援
この5つの分野に私が関わるものがあります。
①地方と世界をつなぐローカル・ブランディングでは、
地域商社。新市場開拓の司令塔としての地域商社機能の設立を支援するとあります。
市場として都市圏としての商社機能であるように思えますが、都市圏ではない選択肢もあります。
費用対効果、事業者からの声を聴けば、都市圏以外の市場を開拓するのもありです。
②ローカル・イノベーションによる地方の良質な「しごと」の創出
地域企業が市場で売れる製品開発の協働者、事業化の際の協働者を創出することに携わりたいですね。
③~④では、人材育成です。
事業能力を持った人材の育成。これ一本になります。
これからが実施段階になります。
これらの事業に携わっていきたいですね。
Posted in 中村伸一所長のコラム
6月 3rd, 2016 yamasoken
地方創生の施策から
クラウドファンティングを活用する事業創造が始まっています。
これまで事業者同士のコラボレーションを生み出す事業を行い、ここから多くの事業が生まれました。
しかしながらアイデア出しまで順調に行き、事業化まで行かないケースもありました。
その要因は多々ありますが、その一つがファイナンス。いわゆる事業資金が無いことでした。
今や事業資金をクラウドファンティングを利用して集めて、事業を実現する事業家も増えてきています。
昨年、私が携わった「宇部ビジネス交配会」や「うべまるごとネットワークのセミナー」そして「やまぎん『食』のコラボ塾」では
クラウドファンティングの内容も組み込みました。
その際には、 KAIKA クラウドファンディングさんにご協力いただきました。
そういえば、スタートアップバル湯田でのセミナーでは、クラウドファンディングKAIKAを利用された 西京の森どうぶつ病院さんがいます。
クラウドファンティングは、魅力ある事業計画の作成も大切ですが、如何に事業資源を公開し、プレゼンテーションにて共感者を集めるかが、成否に関わってきます。
これに適した事業計画作成の方法があります。
それは、「知的資産経営」といいます。
私は、事業アイデアを創発する際にも、事業をヒットさせていく際にも、この「知的資産経営」の手法を取り入れています。
なかなか地方では活用されなかったクラウドファンティングですが、今後、地方でも利用が増えてくるでしょう。
この「知的資産経営」の手法を使えばクラウドファンティングの事業計画書作成もはかどります。
クラウドファンティングには、「知的資産経営」を活用していきましょう。
Posted in 知的資産経営
6月 2nd, 2016 yamasoken
平成28年度 新生活産業くらぶFUKUOKA 総会・記念講演が5月30日、NCBリサーチ&コンサルティング 会議室にて開催されました。
私も「コラボレーションで事業を創造する3つの極意!!」にて、講演しました。
今回の講演の目的は、「ワクワクコラボレーション®プログラム」をより多くの方に知っていただくことでした。
福岡で始めたコラボを生み出すワークショップも、数を重ねていくうちに要望も多くいただくようになり、現在6つのバリエーションが生まれました。ご依頼先や対象先に合わせて6つを提案しています。
これらのバリエーションをプログラムとして再構築して、ブランディングに取り組みました。
ワクワクコラボレーション®を3年前に商標登録して、事業創造を叶えるプログラムとして、ワクワクコラボレーション®プログラムを広めています。
今年度、ワクワクコラボレーション®の原点の地であった福岡市。
そして、このプログラムを活用していただいている新生活産業くらぶFUKUOKAでワクワクコラボレーション®プログラムをお披露目できて、とても嬉しく思います。
さて、第一部では、プレゼンテーションのカリスマ講師 中西健太郎氏の講演。
スターCEOプレゼンテーション・メソッドベーシックの伝授にて登壇されています。
今回、中西さんのプレゼンの話しを聴いたのは、マンツーマンでの指導を含めて、6回ぐらいになります。
個人レッスンとして、スタッフ側として、受講者としてという立場が違ってお聴きすると、新たな気づきがありました。
そして忘れかけていたコトも復習できて、とても良かったです。
プレゼンテーションの資料をギリギリに作成して、そのまま本番を迎えるようではダメ。
練習を繰り返して準備することがプレゼンを極めていくコツにある。
当たり前のようで、僕の回りでも出来てない人が多いですね。
今回の講演会に臨むにあたって、私も練習を繰り返しています。
(前日の練習風景)
私からは、コラボレーションで事業を創造する3つの極意!!を参加された方にお伝えしました。
地域創生という取り組みが始まる前より、実施していた地域を活性化していく取り組み。
それがコラボレーションで事業を創造する事業であり、このプロセスをプログラム化したのが、ワクワクコラボレーション®プログラムでした。
この取り組みから生まれた事業を紹介したり、少しだけワクワクコラボレーション®プログラムも参加者に体験していただきました。
人が集い、事業を創造していく。これが多くの地域で、多くの事業者が実践されると間違いなく活性化していきます。
Posted in 中村伸一所長のコラム, 講演・セミナー活動履歴